ご近所の世界遺産(3)

フランスのラスコーの壁画(この記事には一切関係ありません)

人類最古の絵画とされるフランスのラスコーの壁画に勝るとも劣らない、小田原の世界遺産級の壁画をご紹介しようと思っていたら、そのうちの1つが解体されてしまいました。廃業してコンビニに替わる噂は聞いてましたが、建物解体前に壁画を記録をするのをすっかり忘れてしまいました。

もう1カ所もいつ解体されるかわからないので、きちんと記録しておこう。

■栄町4丁目 七枚橋交差点 相洋石油(株)ガソリンスタンドの壁画(解体中)

現存しているうちに、ちゃんと記録するべきだった。。。でもGoogleがあるので大丈夫。

Google StreetViewより
Google StreetViewより

はじめ人間とマンモスの時代と、プテラノドンやブロントザウルスなどの時代背景があってないような気がしますが、そんなことは超越したファンキーさがとても素敵な壁画でした。

いつからあるのか、誰が描いたのかわからないが、もしバンクシーだったどうしよう。。。すでにガレキになってしまった。。。

■扇町1丁目 小田原少年院の壁画(今のところ現存)

少年院も閉鎖され、壁自体もかなり老朽化している感じなので、いつ撤去されるかわかりません。現存している間に、きちんと記録しておきましょう。

撮影上の問題は、壁の設置目的により相当な高さがある上に、路地が狭くこれ以上後ろに下がれない。このため、f=28mmレンズで壁に正体するとフレームに収まらないし、縦構図で撮影すると壁画が細切れになってしまう。ワイコンや広角レンズを持ってないので、やむを得ず若干斜めからの撮影になります。

こちらは小田原の端々さんの情報によると、

この壁画が描かれたのは1996年。作者は市内在住の画家であった故・竹松泉氏がボランティアで描いたもの

だそうです。

Kanatecが小田原に引っ越してきたのが2000年なので、その4年前。。。意外と新しい作品のようですが、描かれた数年後のまだ色鮮やかな時代の壁画の記憶がない。この路地や小田急線で何度も通っているはずだが。。。

(おわり)