土木遺産「旧熱海線鉄道施設群」 酒匂川橋梁

はーい!Kanatecです。

今日は、2019年9月25日に土木学会選奨土木遺産に認定された旧熱海線鉄道施設群のうち、ご近所の酒匂川橋梁を見にきました!

・・・と、ユーチューバー的なノリでスタートしましたが、実はKanatecは15年ほど前までは趣味のビデオ撮影&編集もしてましたが、撮影と編集の手間と機材にお金が掛かり、今は止めてます。もちろんセンスの問題もあったことでしょう。

■気を取り直して

2019年に認定された話を、なぜ今頃かって言うと、多くの関係者のご尽力で記念碑が完成し、例の10万円市長も出席し、今年2022年8月31日に除幕式が行われました。

Ref. タウンニュース 2022年9月10日号

ピカピカの記念碑
記念碑に刻まれた文字

実際現場で橋梁を見てみると、「旧熱海線」は現在貨物用に使われていますが、南側に東海道線の橋梁が、北側には新幹線の橋梁があり、ちょうど真ん中に挟まれているため、”ワーレントラス”とやらがイマイチよく見せません。多分見えても、土木系は全く疎いのでわからないと思います。

南側(下流側)から見る
北側(上流側から見る)

この程度ではYouTubeのチャンネル登録は獲得できないので、もう少し詳細に見てみると、

橋脚(右岸土手部分)
橋脚(右岸河原部分)

橋脚部分が、戦後建造の新しいのはコンクリート製、土木遺産は石積みになっており、なんとなく歴史を感じることができました。

(Kanatecは電気電子情報系チャンネルなので、やはり土木系で話を進めるには無理がある)

■チャンネル登録獲得のための小ネタ

年配の方はご存じ、この記念碑のある場所は、黒沢明の映画「天国と地獄(昭和38年)」の身代金受け渡しの場所です。

当時はまだ新幹線開通の1年前、実際に走行する「在来線の特急こだま」の車内、そして酒匂橋梁の現場で、一瞬のミスも許されない緊迫した撮影が行われたことでしょう。

対岸の左岸側は、身代金受け渡しに先立ち人質の子供を見せた場所で、黒沢監督指示で、撮影に邪魔な民家の二階部分を撤去した伝説の場所です。

詳しくは専門家の緻密なレポートをご覧ください。

■ユーチューバにはなれそうにない

本来ならもう少し頑張り、土木遺産「旧熱海線鉄道施設群」 の他の建造物(白糸川橋、丹那トンネル、桑原川橋梁)も訪問したいところですが、活動するにはやはりまだ暑いです。もう少し涼しくなったら頑張りたいと思います。

(インサート画像)10年前撮影の白糸川橋(根府川鉄橋)

と言うことで、全く根性がないので、スーパーで会計前のマグロを食べるのも喧嘩自慢と戦うのも無理、KanatecにはYoutubeで生計を立てるのは不可能なようです。