臨時ニュース:小田原コロナ再燃中(更新終了)

昨年末には、1日あたり1桁の新規感染者数だった小田原市、2月上旬に入って100名を超える日も出てきてます。

オミクロン発見の地(発祥の地とは言ってないですよ!)の南アフリカや、先行して感染拡大したイギリスやアメリカは、感染拡大開始からおおむね1ヶ月くらいでピークアウトしており(*1)、国内でも2月上旬がピークになるとの専門家の予想も出てきました。だとすると、このブログ記事を書いているのは2/5なので、そろそろピークを迎えるはずです。(正しくは、「ピークを迎えてほしい」ですね。)

*1:NHK特設サイト 新型コロナウィルスより

南アフリカ(クリックして拡大)
イギリス(クリックして拡大)
アメリカ(クリックして拡大)

■神奈川県所管分

Kanatecとしては、実際のデータでローカルな状況を判断したいので、1月からの神奈川県(注:横浜市、川崎市並びに相模原市の政令市は除く、県の記者発表分)の新規感染者数をグラフにしてみました。

青い棒グラフが、普段報道で見聞きする「本日の感染者数」として県が記者発表した人数です。

県の記者発表内容にはもっと詳細なデータが含まれており、年齢、性別、居住地、陽性者と接触状態並びに、一部の方の業種(公務員、医療関係者、施設職員など)のほか、今回ポイントとする赤い棒グラフの「陽性判明日」という情報があります。

「陽性判明日」の定義は、検査で陽性判定が出た日なのか、それが医療機関から保健所に報告された日なのかは不明ですが、「発表日」のカウント数に含まれるまでタイムラグがあります。

小田原保健所の場合、このタイムラグは大体1〜2日程度なのですが、厚木とか平塚だと1週間を超えるケースが多数ありました。これが上記グラフの青い線と赤い線の差分の原因になります。

この状況で、どこがピークか判断するのが結構難しい。ズル賢いヤツなら、このタイムラグを作為的に使い、新規感染者数の発表時期を調整することも可能ですが、東京オリンピックも衆議院選挙も終わったので、今はそんなことはしてませんよね?今は、本当に事務処理が追いつかない状況と思います。

例えば、陽性判明日の赤い棒グラフを見ると、1/28あたりから下がり始めているように見えますが、これ以降の陽性判明者の人数が、まだ発表データの集計に乗ってないためかもしれません。

また、2月に入ってからの発表人数のピークは、それ以前の積み残しが加算されて大きく見えているだけかもしれませんが、この積み残こしが今現在どの程度あるのかもよくわかりません。

  • 2/8追記:厚木保健所管内のタイムラグはかなり解消。
  • 2/23追記:平塚保健所管内のタイムラグもほぼ解消。(関係者の皆様のご尽力に感謝!)
  • 2/25追記:前述の「1/28あたりから下がり始めている」は誤りで、「積み残し」の影響でした。
  • 3/1追記:タイムラグはかなり解消したため、上記グラフの更新を終了。
  • 3/2追記:2/28で更新終了しましたが、平塚保健所管内で相当数の未発表件数があったらしい。3月以降分のアニメーションを作り直すのはかなり大変なので・・・更新しません、ごめんなさい。
  • 3/19追記:3/21蔓延防止解除に向け臨時更新です。3/15にピークがあるのは、平塚保健福祉事務所秦野センターの事務処理が遅れた積み残し=1,610名分を新規計上したためです。

■(更新中)小田原保健所管内の状況

小田原保健所の場合、陽性判明から発表までのタイムラグは大体1〜2日程度なので、これをリアルタイムな感染状況の指標とします。

地元小田原の状況がリアルタイムに見れてとても良かった。

もうひと我慢って感じがしますけど、どうでしょう?曜日による揺らぎがあるので、「7日間移動平均」で見ると分かりやすそう。

(4/30更新終了)小田原保健所管内 新規感染者数
  • 2/11追記:「もうひと我慢→まだ暫く我慢」のような雰囲気です。
  • 2/23追記:2月に入ってから完全に高止まり状態。いつまで続くの?
  • 3/1追記:本日発表値が急増、日曜の影響か?
  • 3/2追記:やはり何か変化が起きている。オミクロンVer.2 スティルスか?今後の観察対象は、小田原保健所管内に集中する。
  • 3/6追記:減少傾向に推移する気配がない。ワクチン接種券が届いたので、取り急ぎ最速でファイザー接種が可能な3/22枠を予約。モデルナなら1週間以上前倒し可能なので、予約変更を検討中。
  • 3/8追記:3/13の集団接種会場のモデルナに予約変更。副反応1〜2日より、早期の精神的な解放を選択。
  • 3/12追記:再び減少傾向に変わったように見える。3月初旬の2回目のピークは何だったんだろう。人数が多すぎ、クラスター発生状況などが分からない。神奈川県所管の発表も、同時期に2回目のピークがあるように見えるので小田原固有の現象ではないらしい。
  • 3/14追記:前日3/13にモデルナ注入完了。翌14日の明け方に始まった筋肉痛、熱感並びに37℃ちょっとの微熱も夕方までにかなり回復。ファイザー2回目と比較し、特に筋肉痛はかなり厳しかったので、鎮痛剤と湿布薬で対応。
  • 3/15追記:朝の時点で腰痛が残っているがこれは普段のこと。全身の筋肉痛や熱感は解消。注射針を刺した右腕は、まだかなり痛い。(今回は、心臓から遠い右腕に接種してみた)
  • 3/16追記:モデルナの副反応は、注射針を刺した右腕以外は全快。脇の下とかリンパの腫れもない。
    昨日3/15の県発表の新規感染者数に、平塚保健福祉事務所秦野センターの事務処理が遅れた積み残し=1,610名分を新規計上。この影響で小田原保健所管内の新規感染者数は、20名ほど増えて見える。3/21目標の蔓延防止解除に向け、ラストスパートがんばりましょう!
  • 3/22追記:ワクチン2回目接種は8/29、3回目は3/13。ワクチン接種が済むと感染者数が減り始める。感染者ピークの時期が必ず「ノーガード状態」。接種時期が1ヶ月位遅くない?
  • 3/26追記:3連休明けからまた増加に転じた。モデルナ注入しておいてよかった。
  • 4/3追記:リバウンドというより、高止まりのまま下がってないというのが適切な気がする。

■まとめ

感染者数が膨大になり、医療機関や保健所の事務が追いつかないことは容易に想像できます。必死に頑張っている関係者の皆さんにこれ以上のご苦労をかけないよう、もう暫く引き篭もり生活を続けたいと思います。

明けない夜と、終わらないパンデミックは人類史上一度もないって、信じましょう。(いつ終わるんだろう?)

  • 3/20追記:1日の新規感染者が60万人を超えた韓国、どうやって検査し集計しているんだろう?
  • 4/30追記:収束する気配がないので、本日をもって更新終了