断層と絶壁

GW初日の平日休み、天気が良かったので、以前から気になっていた断層と絶壁を見物してきました。

▪️平山断層

我が家のご近所には、今からちょうど100年前の1923年、関東大震災の震源となった相模トラフから連なる、国府津-松田断層帯〜平山-松田北断層帯など、フィリピン海プレートに乗って南の海からやってきた伊豆半島が、本州の北米プレートに衝突した境目に起因する多くの断層が存在します。

ご近所の国府津から曽我のミカン山エリアも、地面を掘れば(=トレンチ)断層面が観察できるそうですが、実際に地表に露出(=露頭)した断層面は見ることができません。

断層面が間近に見られる場所として、静岡県小山町の神縄断層が有名ですが、自転車で行くには遠すぎます。ということで、山北町の平山にて断層見物してきました。

下流側
断層(たぶん?)
上流側

酒匂川にかかる足柄橋から、川の右岸の崖を見た様子です。下流側と上流側で崖の地層の様子が違うのが、素人にも分かります。

問題の断層ですが、距離が遠くiPhoneカメラの望遠性能にも限界があり、今ひとつよく分かりません。ネットの情報だと右岸側から河原に降りられるとありましたが、どう見ても川が左カーブしている外側の崖なので、命懸けのレンジャーをしないと接近不可能に見えます。

温地研のレポートによると、この平山断層は箱根火山の下を通過し、丹那の断層まで繋がっているらしい。
また、平山断層の最新活動時期は 2600 年前頃とみられその後の変位は検出されていませんが、天明小田原地震(1853年3月11日)は被害地域が北に寄っていることから、震央域は丹那-平山構造線の活動とする考えもあるそうです。(Ref. かながわ露頭マップ ~ 「平山断層」)

そういえば、だいぶ昔に丹那断層を見物してきた時の記録写真がありました。

15年前にドナドナされたKanatec号
丹那断層の露頭箇所

▪️崖といえば、気になっている場所がもう一つ

こちらは、岩流瀬橋の上流側左岸にある人工的な崖というか「吹付法枠工?」。下から見ると、すごいところに家が多数建っています。

注)護岸のコンクリート壁の高さもかなりすごい。増水時にはこのくらいの護岸高さがないと、崖や吹付法枠工?が守れないんでしょうね。さすか、プロジェクトZ

崖の下から(地図読みで高低差たったの23m=県道74号線の久野の激坂の半分って本当かな?)
崖の上から(トム・クルーズなら、スタントマンなしに下まで駆け降りていけそう)

上の段に登ってみると、一見平坦な住宅地なのですが、一番縁のフェンスまで近づくと、お尻の辺りがゾワゾワする絶壁になります。でも、酒匂川の流れや山並みが見渡せて、とても素敵な景色です。

決死の覚悟で宮ヶ瀬ダムから下を覗く

このゾワゾワした感じ、宮ヶ瀬ダムから下を覗いた時と同じです。(このゾワゾワ感、意外とキライではないかも)

(おわり)