スマホ乗り換え作戦(1)

楽天モバイル0円廃止の件、世間ではお祭り状態で盛り上がってますので、あとは世間の皆さんにお任せします。「電気通信法順守のため」という楽天らしくない言い訳の真偽はともかく、「ぶっちゃけ、ずっと0円で使われても困る」というのが当初からの既定路線でしょう。

我が家にはメイン回線として4年間使用しているdocomo iPhone8が2台あります。固定費削減のため格安SIMへの乗り換えを検討しようと思っていたところ。。。

■将軍様曰く

  • お友達の中で、こんな古いスマホを使っている人は私だけ!(小学生並みの理由)
  • 今時のスマホには、こんなボタンはついてない!(ホームボタンのことらしい)
  • カメラのレンズも1つだけしかついてなので、写真が汚い!(撮影の仕方が悪いだけ)
iPhone4Sで撮影。10年以上前のスマホだって十分綺麗だと思うが。。。

まだバッテリーも80%代を維持しており、「まだ十分使える」と伝えたところ、しばらくしたら液晶面にヒビが入っており、「新しいのに交換しないといけない」とのこと。証拠はないが強硬手段に出た模様。

幸いに割れていたのは液晶保護用のガラスフィルムのみで、これ以上破壊されると中古再販できなくなるので、やむなく将軍様スマホ1台のみ機種更新することになりました。それにしても液晶保護用のガラスをこれまで2枚割っているほどの扱いの雑さ。

■価格調査

在宅勤務が続き、価格競争が激しい東京まで行く通勤定期がありません。仕方なく自転車で小田原市内の電気量販店を回り、スマホの価格調査をしてみました。(電話だとシークレット価格は教えてくれないことが多いので)

量販店Y

iPhone13は、キャリア指定価格からMNP時の値引き上限22,000円引きのみ。iPhone12 miniは、入荷数量が少ないが、MNPで24,800円で一括購入可能。付帯条件は未確認。この価格を標準値に設定して調査続行。

量販店N

意図不明だが、現在のdocomo契約内容を調べないと、au端末の一括価格は教えられないとのこと。下取りには出す気はないと伝えても、審査がどうこうとか意味不明の説明。

想像するに、総務省の手前、表立った端末値引きはできないので、旧機種の買取価格を水増しして割引価格を作るのかもしれない。もしそうなら、現在のdocomoの分割払いの残債を調べる必要がある。もしくは転売ヤー対策か? 審査に20分くらい必要と言われ、面倒なのでお礼を伝えて退散。

量販店P

店舗の半分がバイク用品店になり、全く様変わりして驚き。開店時刻直後の店内には、何かのサポートを求めて来店したような高齢者が多数。PCショップとして買い物している人はほぼ皆無であり、今後この店はどうなることやら。

「順番にご対応します」と言われ5分ほど待ったが、「キャリア指定価格からMNP時の値引き上限22,000円引きのみ」という普通のご回答。これ以上用事はないので退散。残念だがこの店には、もう二度と来ることはないでしょう。

量販店K

量販店Yと同条件で、iPhone13はキャリア指定価格からMNP時の値引き上限22,000円引きのみ、在庫ラス1のiPhone12はMNPで24,800円で一括購入可能。(miniではない普通の12なので、量販店Yより安い)

付帯条件として、量販店Kのメンバー加入、データ量大盛り&食べ放題の高いプランによる基本契約、エンタメコンテンツサービス4本付き。(古典的な値引き条件で、わかりやすくとても安心!)

なお、総務省さんの強力なご指導の成果で、基本契約の縛り期間はなしなので、最短で翌日解約も「約款上OK」らしい。但しブラックリストに載るので、その後の審査に通らなくなる。(暫くすれば前科は消えるらしい)

エンタメコンテンツは無料期間が設定されており、その期間で解約すれば支払い不要。(忘れないうちに、さっさと解約しましょう)

結論

iPhone12

「iPhone12も13も、デザインや性能にほとんど違いはない」、「最新型のiPhone13は割引がないので値段が3〜4倍違う」と将軍様を説得し、量販店KのiPhone12に決定。(扱いも雑で、微妙な性能の違いなんぞ分かるはずもない。これこそ日本古来から伝わる、豚に真珠、馬の耳に念仏、猫に小判。。。)

この価格と条件なら、もう1個在庫があればついでに家来のスマホも変えたかった。。。

なお今回の乗り換えで、将軍様(au)と家来(docomo)は14年に及ぶ家族関係の縁が切れてしまったため、双方の通信費の値引きがなくなってしまった。さらにdocomoよりauの方が基本料金が高めなのか、月額料金の総額が2千円以上値上がりしてしまった。

楽天モバイルなんかに構っている暇はなく、格安SIMに早く乗り換えないといけない。

(第2幕につづく)