スマホ乗り換え作戦(2)

将軍様スマホの乗り換え&機種更新のため、家来との家族の縁が切れてしまい、月額通信費がかなり高くなってしまいました。毎月の固定費を下げるのは節約の基本なので、さっさと格安SIMへ移行しましょう。

総務省さんの強力なご指導の成果で、契約縛りと違約金、MNP転出手数用など、乗り換えの障壁はかなり下がってます。さらに乗り換え先も、契約手数料がかからないケースも増えてきてます。

法規制と契約条件を順守の上、メリットを最大限有効活用しましょう。

■月額通信費の確認

”docomo家族”だった頃

キャリア/使用者月額料金(標準値)備考
docomo/将軍様4,050円ギガライト、家族割3回線分、通話定額無制限
docomo/家来3,080円ギガライト、家族割3回線分、通話定額5分
(合計)7,130円

auとdocomoで、”家族の縁”が切れた今

キャリア/使用者月額料金(標準値)備考
au/将軍様‭5,445円ピタットプラン、通話定額無制限
※翌月〜の契約内容最適化後
docomo/家来3,567円ギガライト、家族割2回線分、通話定額5分
(合計)9,012円(+1,882円!)

年額22,000円を超える差額です。これは仮面家族を装ってでもなんとかしたい。

■目標仕様

  • 回線数は2本
  • データ量は〜3GB/月程度、通話は定額無制限
  • 通信速度低下の可能性が高いMVNOではなく、速度の安定が期待できるMNOのサブブランドとする
  • 2年更新したばかりで、WiFiルータを無償で借りているdocomo光のインターネットは変えられない
  • ENEOSでんきは乗り換え可能(但し2年契約なので、解約違約金1,100円が発生)
  • 月額費用は、乗り換え前の”家族”だった頃の7,130円以下

povo2.0

基本料金データ増量通話定額月額費用
0円990円(3GB/30日)550円(5分)1,540円
0円990円(3GB/30日)1,650円(無制限)2,640円
合計4,180円

とっても安いですね、契約時の事務手数料も不要らしい。

通話定額はトッピングのお代わり注文不要の自動更新だが、問題はデータ通信のお代わりは都度注文が必要。この手間を将軍様は決して許さない。(ちょっと水道を出しっぱなしにしただけで怒るくせに、通信料の節約には興味がないようです)

更に楽天モバイルからの乗り換えが殺到しているようで、契約手続きに相当な時間が掛かっているとの情報もあります。(そんな急がなくてもいいと思うけど)

povoのWebサイトを見たら、トップページのトピックス最上段に「povo 2.0の対象端末にRakuten BIG s、Rakuten Hand 5Gを追加」と書かれてます。徹底抗戦の構えですね。素敵です。

UQモバイル

基本料金データ増量通話定額月額費用
990円(3GB/月) *1+2GB 0円 *21,870円(無制限)2,860円
990円(3GB/月) *1+2GB 0円 *2770円(無制限) *31,760円
合計4,620円
  • *1:auでんきとセット割引を適用(現状のENEOSでんきは、違約金1,100円を支払い解約)
  • *2:13ヶ月無料(1年間のデータ通信量の実績を見て、不要ならオプション解除)
  • *3:60歳以上割引を適用

契約時の事務手数料は、auから乗り換えの場合は不要、他社から乗り換え場合は3,300円。但し、auまたはpovo2.0以外からの乗り換えだと、「SIMのみご購入&くりこしプラン +5Gご契約でau PAY残高へ還元」キャンペーン(10,000円相当)があるので、契約事務手数料は回収可能です。

その他

ahamoは初めからメガ盛りメニューで、2回線のうち1つに1,100円の通話定額(無制限)をつけると、総額7,000円を超えてしまいNG。OCNや日本通信などのMVNO系は混雑時の通信速度に不安があるので、この段階では候補から外します。

それに契約条件上でOKとはいえ、契約したばかりのauから、docomoなどの他社に乗り換えるのは心苦しいです。

■今後の進め方

povoと比較し、月額通信量が440円高くなりますが、トッピングのお代わり注文の手間のかからないUQモバイルで進めたいと思います。13ヶ月限定サービスですがデータ量も5GBになりますし、60歳以上は通話定額(無制限)がお安いので、いい条件だと思います。またテザリングも無料なので、楽天モバイル回線亡き後は、5GBあればUQに一本化可能。

もう一台のdocomo iPhone8(4年落ち)も更新したい

・・・で、せっかくの機会なので、1台のdocomo契約のままのiPhone8ですが、一旦auを経由することでiPhone12を安くゲットできない? ここで乗り換え機種変しないと、当分先まで安価に端末を入手できなくなる。(注:auを経由すると、「SIMのみご購入&くりこしプラン +5Gご契約でau PAY残高へ還元」キャンペーン(10,000円相当)は使えなくなる)

ケータイショップTに問い合わせ

すっかりその存在を忘れていた小田原と開成にあるケータイショップTに電話で問い合わせしたところ、

  • iPhone12は在庫がない、入荷時期は未定
  • キャンペーンは不定期に土日に実施される
  • 入荷数も金額もその時次第

格安スマホ探しの状況が昔と同じで、とっても安心。ただし、あまり検討時間は取れないので、今週末土曜日に価格調査して判断しましょう。

ケータイショップPSに問い合わせ

そういえば、以前お世話になった”余計なオプション契約を一切つけない良心的な二宮と開成にあるケータイショップ”PSにも聞いてみましょう。

  • auのiPhone12は在庫がない(二宮及び開成とも)
  • 開成ではdocomoのiPhone12なら在庫があり、docomoのままの機種変で45,000円くらい(機種変でこの価格は安い、これなら「SIMのみご購入&くりこしプラン +5Gご契約でau PAY残高へ還元」キャンペーン(10,000円相当)が適用できるので実質35,000円。)
  • オワコンとなってしまった楽天モバイル契約をdocomoへのMNPに使うと25,000円くらい(但し、この回線は維持できないのですぐに解約、契約上はOKかもしれないが社会通念上で問題がありそう。OCN契約がOKなら、ナビ用に使っている楽天モバイルSIMの代替に転用可能。)

■家来のiPhone8を更新!

2022.05.21 量販店Kにて

先週、将軍様のiPhoneを12に乗り換え更新した量販店Kから調査を開始したところ、先週在庫切れだったau iPhone12が再入荷していました。条件も前の週とほぼ同等で、データ量大盛りの高めの基本契約と、エンタメコンテンツ3本付きで、一括24,800円也。

他にも量販店Yと、ケータイショップTでの価格調査を予定してましたが、昔のようにあちこちのお店を回る熱意もなく、量販店Kにてお買い上げ決定。

これで再び将軍様と家来はau家族の縁で結ばれたわけですが、これが案外月額料金が下がらない。なぜだろう?

キャリア/使用者月額料金(標準値)備考
au/将軍様4,895円ピタットプラン、家族割2回線分、通話定額無制限
au/家来3,795円ピタットプラン、家族割2回線分、通話定額5分
(合計)8,690円

docomo家族時代は月額7,130円程度だったので、その差は1,560円。月額基本料が上がった理由は;

  • 母親のガラケー契約をdocomoに残したままのため、家族割が3人分から2人分に減額 :+1,100円

あと500円近い増額の理由はなんだろう?auの方が基本料金が高い?4年前にauからdocomoに乗り換えた際は、docomoの方が基本料金が高かった記憶があります。いずれにせよこの状態を継続できないので、早急にUQモバイル(合計4,620円)に乗り換えなければいけない。

懸案は、auとUQモバイルが結託し、乗り換えを阻止してくること。au側は規制があり契約縛りができないことになっているが、新規契約の審査をOKとするかNGとするかはUQモバイル側の裁量なので、どうなることやら。でも、UQモバイルが転入OKしなくても、LINEMOとかahamoが転入OKするかもしれないので、KDDIグループの外へ契約者が出て行ってしまうようなことはしないと思いますけど。

別に転売目的で端末購入したわけでもなく、auとの契約条件には一切抵触してないので、まずはUQモバイルに申し込みしてみましょう。SIMが使用できるので、契約審査さえ通れば auからUQモバイルへの切り替えはすぐ完了するはずです。

ついでにauでんきに乗り換え

UQモバイルに乗り換えた後、auでんきにすると2回線で月額1,400円ほど基本料金が安くなります。現在のENEOSでんきは2年契約のため解約違約金が1,100円掛かりますが1ヶ月で元が取れます。

量販店Kでは、auでんきに申し込むと家電品等の5,500円値引きキャンペーンを実施中のため、スマホ契約と一緒に電気も乗り換えしました。(7,000円?以上の商品購入時、auでんき加入当日限り)これでENEOS電気の解約違約金を回収した上、6,000円近くお釣りが来ました。

残念なのはこの割引サービスは「安心パスポート」対象商品のみで、スマホ代金の割引には使えませんでした。(スマホのケースとフィルムは対象のようですが、ダイソーとかAmazonで買った方が圧倒的に安いです。)

(第3幕につづく)