2022.09.18日曜日の朝から、台風14号の影響で小田原は短い周期で天気が急変し続けてます。短時間ですが、台風が直近を通過しているような暴風状態になり、新幹線や東海道線も一時止まってしまったようです。
9/19朝時点で台風はまだ北九州あたりなので、小田原のこの状況はあと1日は続きそうで、散々な3連休になってしまいました。
雨雲の様子(9/19 9時前後)
危険な線状降水帯に見えるのですが、雲の切れ目が多いのと、微妙に雲の線状方向と進行方向がずれているので、豪雨が長時間継続するのではなく、「天気の急変」が繰り返され、時より青空が見えたりします。台風接近時によくある状態です。
空の様子(9/19 9:20〜10:00頃)
30分から1時間くらいの周期で、これが繰り返されます。
川の様子(9/19 10:15頃)
ご近所で一番危険な、久野の山王川東洋橋付近もまだ大丈夫そうです。
雨が止んでいる時間帯が結構長いので、累加雨量としてはそれほど多くないようです。現在10:20ですが、また青空が見えてきました。
小田原は明日9/20の未明に最接近で、暴風圏にギリギリ入るか入らないかの感じ。とはいえ南からの強風になることは十分予想されますので、雨が止んだタイミングを見ながら南向きのベランダを片付けておきましょう。
(参考情報)過去の台風被害の様子
2007.07.14 台風4号
山王川の兎河原橋付近の様子です。現着時にはかなり水が引いてましたが、橋桁の上まで水が上がっていた様子が残ってました。
気象庁のデータでは、台風自体九州上陸前で945hPaとかなりの強さだった上に、「梅雨の末期」の豪雨になりやすいパターンだったようです。
この記録を見ると、H19年の台風4号の時の被害がかなり大きかったようですが、小田原に引っ越してから2年程度で地理不案内のためか、何も記録写真が残ってませんでした。
2007.09.07 台風9号
松田町と開成町を繋ぐ酒匂川の十文字橋が落ちてしまいました。幸いに、すぐ隣にかかる新十文字橋と小田急線の橋は無事でした。
2019.10.12 台風19号
酒匂川の河川敷グランドは、増水時に水を逃すスペースなので、数年おきにこんな感じになります。土手を越水しなければOKということでしょう。小田原駅の提灯もゲゲゲの鬼太郎状態になり、修理完了までかなりの期間を要しました。
周辺で一番の被害は箱根エリアで、神奈川県箱根町では、12日に降った雨の量が、午後7時までの合計で870mmに達し、1日の雨量としては全国の観測史上最も多くなりました。これで箱根登山鉄道はあちこちで寸断、早川も氾濫寸前まで水位が上がり、例の河川敷住宅エリアもかなり危険だったそうです。