楽天モバイル 5Gエリア拡大中!(3)

ゴールデンウィーク初日の4/29(=元 天皇誕生日)は、昼から雨の予報。自転車でのお出かけは無理そうなので、本日はお勉強の日とします。

■楽天モバイル5Gエリア ポツポツ拡大中!

小田原周辺にて、楽天モバイル5Gエリアがポツポツ拡大しています。人口カバー率とか、契約数獲得のためには、人口の多い街の中心街や繁華街に基地局を作ればよさそうなのですが、2022.04.29時点で郊外の隙間の多い住宅街に限定されます。

ご近所のエリア図から見て、一つの基地局(アンテナ)でカバー可能な5G sub6エリアは見通しで数100m(400〜500m程度?)です。小田原の郊外の従宅地のこのエリア内に、楽天モバイル5Gが受信可能な方が何人いるのか・・・?

ここで注目は、基地局群の西側に点在する島状のsub6サービスエリアです。この付近は箱根東麓の斜面となるエリアで、基地局のアンテナが見通せれば、2kmくらいは届きそう。我が家はsub6サービスエリアからギリ外れてますが、距離は400m弱の見通しにあり、双眼鏡でみるとsub6アンテナの表面が見えるので、受信できる可能性はありそうと判断しました。

我が家周辺の5Gエリア(黄色がsub6、2022.04.29時点)
我が家から距離は400m弱、sub6アンテナの表面が見える

■楽天モバイル 5G受信実験をしてみたい

(余談)受信バンド縛りについて

総務省の厳しいご指導の結果、「契約2年縛り」の呪縛が解け始めたら、世間の皆さん「受信バンド縛り」されていることに気づき始めたようです。

iPhoneなどグローバルモデルなら、数モデルの展開で世界中をカバーできるよう、多くの周波数バンドに対応していますが、キャリア向けスマホだと、対応する周波数バンドがそのキャリア向けに合わせてあるので、SIMロックを解除しても「別のキャリアのバンドXXには対応してない!」なんとこともあるそうです。

例えば、楽天モバイルの4G(LTE)を例に、各社向けのスマホが対応しているか見てみます。(SIMロック解除は各社とも必須)

バンド(周波数帯)au向けスマホdocomo向けスマホSoftbank向けスマホ
Band3(1.7GHz)OK *1OKOK
Band18/26(800MHz)OK *2OK *3一部NG *4
  • *1:auのSIMでは使えない(楽天モバイルSIMでは使用できる)
  • *2:auの800MHz帯は、LTE Band 18とBand 26のいずれかに対応していれば利用できる
  • *3:ドコモの800MHz帯 LTE Band 19は、Band 26に包含されるので利用できる(らしい)
  • *4:900MHz帯(Band8)のみ対応している機種があるので要注意

まとめると;

  • 楽天モバイルのプラチナバンドBand18/26は、au回線を借りているので、au向けスマホなら確実です。
  • docomoのプラチナバンドも800MHz帯でBand19ですが、LTE Band 26はBand 18および19を完全に内包していますのでdocomoもOKです。(たぶん)
  • 900MHz帯のBand8をプラチナバンドとして持つSoftbankになると、話はややこしくなります。一部の端末では、800MHz帯のBand18/26及び19には対応せず、900MHz帯のBand8のみに対応する機種もあるので、ハズレを引いてしまうと「ビルの奥や山中に行くと楽天モバイルが繋がらない」ことが起きるわけです。

以上が、「契約2年縛り」以上にわかりにくい「バンド縛り」です。

格安SIMに乗り換えたり、中古スマホを購入する際、受信バンドを確認できなくても、以下の教えを守れば「バンド縛り」の呪縛から解放されます。

  • 格安SIMに変更する場合は、スマホ販売元と回線提供元のキャリアと合わせる(これが一番の安全策。)
  • どこのキャリアでも共通して販売している、iPhoneなどのスマホを選ぶ(サービスイン直後の格安SIMの場合、時々iPhoneで障害が出ることがありますが、影響が大きいので回線側は必死で対策してくれます。)
  • 特にSoftbank系スマホまたは格安SIMの場合は要注意(街中でOKでも、ビルの奥や山中でOKとは限らない)

楽天モバイルの5Gバンド

それでは楽天モバイルの5Gに話を戻しましょう。楽天モバイルの5Gバンドは以下の通りで、「n77対応」が必須条件です。

バンド(周波数)備考
Sub6 n77(3.8~3.9GHz)端末がn77に対応していることが必須条件
ミリ波 n257(27.0~27.4GHz)対応する端末は限定的(Sub6が使えれば、ミリ波が使えなくても、5G対応と称されるので注意)

(参考)他キャリアの5Gバンド

(1)3.7GHz帯

  • Sub6 n78:3.6~3.8GHz
  • Sub6 n77:3.6~4.1GHz(n78を内包、楽天モバイルSub6はここ)
3.6GHz~
docomo
3.7GHz~
au
3.8GHz~
楽天モバイル
3.9GHz~
Softbank
4.0~4.1GHz
au

(2)4.5GHz帯 (Sub6 n79)

4.4~4.6GHz
docomo

(3)28GHz帯(ミリ波 n257)

27.0GHz~
楽天モバイル
27.4GHz~
docomo
27.8GHz~
au
29.1~29.5GHz
Softbank

楽天モバイル5Gへの対応端末

楽天モバイルのオリジナルスマホならびに、有名ところのスマホについて、楽天モバイル5G対応状況を見てみます。

キャリア/機種名Sub6 Band n77 (3.8GHz)ミリ波 Band n257 (28 GHz)
Rakuten Hand 5GOKNG
Rakuten BIG sOKOK
Rakuten BIGOKOK
iPhone SE3OKNG
iPhone13OKNG
Google Pixel 6 ProOKOK

Sub6対応機種は多いですが、ミリ波対応機種はGoogle Pixel 6 Proの他に富士通のarrows 5G、SamsungのGalaxy Z Fold3 5G他やSonyのXperia 1 IIIなど、まだ各社のフラグシップモデル限定のようです。

ミリ波の場合、基地局アンテナからの射程距離が100mほどの見通し範囲限定なので、モバイル端末はあまり有効性がないのかもしれません。

■自転車ナビ用に楽天モバイル5G対応スマホを探してみる

今は、楽天の5Gのサービスエリア図から基地局の位置を同定し、現地調査して「これが5Gだ!」とアンテナを眺めているだけです。

我が家は微妙にSub6エリア図の外ですが、ベランダからも5Gアンテナが目視できるので、受信できるのか確認してみたい。もし5Gが受信できれば、docomo光がトラブった際のバックアップ回線がグレードアップします。

丈夫なアウトドアスマホ 京セラTORQU(au向け)

現在はau向け 京セラTORQE G03を使用してますが、もちろん5G非対応。次の世代のG04も非対応、最新モデルのG05は5G(Sub6のみ)対応ですが、中古相場はまだ8万円もしますので却下。

iPhone

5G(Sub6のみ)対応はiPhone12又はiPhoneSE3以降の機種になります。

iPhone12は中古でも6万円台、iPhoneSE3は中古で4万円台が相場で、残念ながらこれも却下。

楽天オリジナルスマホ

Rakuten Hand 5GやRakuten BIGで2万円というのが相場。新規契約の際のおまけにもらえるなら嬉しいですが、2万円出して購入する気にはなれない。これも却下。

結論

足柄平野に8箇所(2022.04.29時点)しかない楽天5G中継局の現地調査のために、数万円規模の投資は不可能です。それに自転車ナビ用の場合、振動衝撃や雨濡れも心配なので、作りの悪い格安スマホだとすぐ壊れそうです。

話がこれ以上展開しそうもないので、一旦終了とします。

■(妄想再開)もしかして、モバイルWiFiルータなら安く手に入らない?

モバイルWiFiルータの方がスマホに比べて安いし、接続するデバイスの制約もなく、手持ちの丈夫なスマホ京セラTORQE G03がそのまま使えるため、この線で調査再開します。ただし、SIMロックとか接続先の制約などには要注意です。

docomo

Wi-Fi STATION SH-52B

  • 中古相場価格:不明(流通してない様子)
  • 対応バンド:未調査
  • メルカリでも2〜3万円台の価格設定で、全て完売。

Wi-Fi STATION SH-52A

  • 中古相場価格:不明(流通してない様子)
  • 対応バンド:未調査
  • 上記SH-52Bと同じ状況。

docomoの5G対応モバイルWiFiルータ、異常な品薄の感じ。型式からするとシャープ製か?イオシスで買取価格検索すると、なんと未使用なら21,000円〜程度のいい中古でも18,000円になっている。

ということで、docomo系は却下とし、これ以上の詳細調査は割愛。

au

Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01

  • 中古相場価格:8,000円台、流通量はあまり多くない
  • 対応バンド:5Gはn77=OK、n257=NG。4G LTEはBand3,18=OK
  • NEC製
    有線LAN接続をしたい場合はクレードルで対応

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01

  • 中古相場価格:7,000円台、じゃんぱらに多数在庫あり
  • 対応バンド:5Gはn77=OK、n257=NG。4G LTEはBand3,18=OK
  • Samsung製
    大容量バッテリー(5000mAh)
    大型液晶モニタで、視認性や操作性がスマホ画面並みにGOOD
    SIMロックはかかっていないが、他社SIMの動作は保証しないらしい(au専用機なので当たり前)
  • au版とUQ版があるが、仕様的に差があるのか不明。

中間報告 :Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01(au版の方)で詳細調査を進めたいと思います。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi での楽天モバイル受信に関するレポートを調査

(1)ひまつぶしBlog 3rd Stageさん
大阪梅田で実験した際、5G電波は掴むが通信してくれない様子。この結果、5Gエリアに入ると4Gは繋ぎに行かないので通信出来ない状態らしい。5Gはパイロット電波しか出てないとの推察も。
(2)GalaxyのWiMAXルーターで楽天モバイル試したら爆速だった【Galaxy 5G Mobile SCR01】さん
4G LTEはOK。Youtube撮影場所のご自宅が5Gのエリア外らしく、5G受信は実験せず。(そこが知りたかったのに、残念)
(3)MOBILE9.JP.NETさん
大阪梅田で実験した際、5G電波は掴むが速度が上がらない様子。(通信はできているが、4G LTEの方が速い)

記事をよく読んでみると、(1)と(3)は大阪梅田のほぼ同じ場所で実験されてます。記事の投稿は、(1)が2022.01.04で(2)が2021.08.14なので、(1)の方が後。

ちょっと一癖ありそうなので、実験素材にしては最適。

ということで、じゃんぱらでGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01を購入することに決定!

(4)マイネ王スタッフブログさん
2022/3/10ソフトウェア更新を行った後に、当初はmineo等のau系MVNO SIMでも使用できていたのが、ソフトウェア更新後は、mineo等のMVNO含め、au系のSIMカードがすべて使えない様です。総務省様ご指導に反し、後出しでキャリア内SIMロックを掛けた疑いが浮上。

mineoのdocomo系SIMだと使えるようなので、格安SIMを一律塞いでいるのではなさそう。ファームの更新は要注意のようですね。

ところで、工場出荷状態に戻す(=リセット、初期化)と、ファームのバージョンはどうなるんでしょう?Galaxy 5G Mobile Wi-Fi の取説には「ご購入後に設定した内容は削除されます」と書いてあります。これも実験ネタということで。

(5)shimajiro@mobilerさん
公式仕様には記載されていないものの、端末はSIMフリー仕様。SIMロック解除を行うことなく、好きな通信事業者のSIMカードを挿して使える。

製品発売当時(2021/4/9)の記事なので、その後のファーム更新でどうなるか?

(6)あすへん! 〜薙月の明日への変化〜さん
5G通信に対応しているものの、5Gを掴むと圏外になってしまいます。OPPOやXiaomi機種でよく報告されるNRを掴むと圏外になってしまう症状がGalaxy 5G Mobile Wi-Fiでも確認されました。

「NR化」とは、4G・LTEで使用していた周波数帯を、5G技術に置き換えることなので、Sub6 n77(3.8~3.9GHz)を使用する楽天モバイル5Gには関係なようです。

以上をまとめると;

  1. いきなりファーム更新しないこと。
  2. 以下の表の通りAPNを書き換えたら再起動すること。
  3. 5G電波は掴むが、通信が安定して維持せず、4G LTEになったり途切れたりする可能性が高い。
  4. 5G通信がうまく行かない時は、工場出荷状態に戻す(=リセット、初期化)した際にどうなるか、ファームのバージョンの変化を含めて確認する。
  5. それでもダメなら最後の手段、ファーム更新をしてみる。
  6. 後で作業状況をトレースできるよう、写真やメモなど記録をしっかり残すこと。

商品は5/2にじゃんぱら(神戸)から発送予定なので、連休中の物流事情への余裕を見て5/4には着荷見込みです。実験結果は後日報告します。(佐川急便さんから連絡があり、本日5/3夕方〜夜に届きそう。日本の物流は素晴らしい!)