EPSON カラリオEP-702Aのご紹介

■我が家のプリンターのご紹介

2009年10月発売、Kanatecの性格的に購入したのは型落ちして値段が下がってからと思いますが、少なくとも10年以上は使ってます。多分、モー娘。がCMキャラクターしていた頃の商品。

■とうとう故障か!?

数年前から紙送りすると「ギィーッ!、ギューッ!」と異音がするようになったのですが、印刷はなんとかできていたので我慢して使用してました。ところが突然給紙できなくなり、用紙の左側はローラーで引き込まれ、右側がつかえて入らず、用紙がグシャグシャになってしまいます。

■そう簡単に買い替えられない事情がある

液晶には紙詰まりのアラートが出てますが、用紙はプリンタの内部には入ってません。もう10年以上使ってますし、印字ヘッドもかなり劣化しているので買い替え時なのですが、そう簡単に買い替えられない事情があります。

純正品ではなく値段は安いのですが、まだ大量のインクカートリッジのストックが残ってます。今でもどこのお店でも扱っている定番の「IC*CL50シリーズ」のインクカートリッジなので、これが転用可能なプリンタがあるだろうと思い、EPSONのWebサイトで探してみましたが、みんな販売終了品になってます。

対応製品で一番型式番号が大きいもの(新しい製品)も既に販売終了品

プリンタ買い替えの際にいつも思うのですが、インクカートリッジの規格統一してほしいです。

プリンタメーカは、プリンタ本体は安く売り、サプライ品で儲けているそうで、その稼ぎ頭はインクカートリッジでしょう。そうなると、Kanatecが愛用するバチモノ・インクカートリッジは最大の敵であり、カートリッジにICチップを導入し純正品以外を排除しようとしたり、使用済みカートリッジを環境配慮で回収しているフリをして、それらがバチモン・メーカの再充填製品に回らないようにしたりと対抗しています。

■修理に挑戦

まずはいきなりバラす前に目視点検です。中をのそいてみても、紙は詰まってません。紙送りのローラーなどの機械パーツが破損していたらそれで終わりなのですが、外から見える範囲では特に何も分かりません。

何度か給紙に挑戦しながら、老眼を酷使して内部の様子を眺めていたところ、突然給紙ローラーの隙間から黒い異物が出てきました。

ちぎれないよう慎重に取り出してみると、ケーブルタイの破片です。これがずっとどこかに詰まっていて給紙の際に異音がしており、今回とうとう紙送りができない場所に挟まっていたようです。

いきなりバラさなくて正解だった。

■修理完了

なんとこれまで気になっていた給紙時の異音も消え、正常かつスムーズに給紙できるようになりました。もちろんヘッドが劣化して印字品質が落ちているのはどうにもなりませんが、これでまだまだ暫く使用できます。

めでたし、めでたし。