ことしの24時間テレビマラソンはどう?

ことしの24時間テレビマラソンはどう?

この数年は従来と異なる状況が続いており、スタート地点特定班や追跡班の皆さんのご苦労に、心より敬意を表します。

  • 2015年 DAIGO :スタート地点が史上初の埼玉県に。これでスタート地点は「神奈川県内のどこか」という大前提が崩れる。
  • 2016年 林家たい平 :スタート地点が東京都に。これ迄続いて来た工場敷地や下水処理施設等の公共施設から、かつてのスタート地点である学校に戻る。神奈川県スタートはもう不可能なのか!?
  • 2017年 不明 :色々事情があったのか、それとも演出なのか、スタート当日にランナーの発表。ランナーも走行距離も分からないので、更にスタート地点が読みにくい。

スタート当日の朝、ネット上のスタート地点の情報は皆無に近く、未だランナーが誰かの推察が続いている状況です。Kanatec的にはランナーが誰でもWelcomeで、問題はスタート地点が自宅小田原近くになるかどうかが唯一の興味です。これまでの実績を見ると、走行距離が100kmを超えないと、小田原市内スタートは無さそうなので、イモト・クラスの体力があるランナーでないと期待薄かもしれません。

https://www.google.com/maps/d/embed?mid=1O3PXLYRSe9R-YMs_KmzWQsk-O4s&hl=ja

【凡例】赤マークは神奈川県内、そのうち星マークは小田原周辺

今年は昨年以上に期待薄ではありますが、これから一般人が入りにくい小田原周辺の工場や、下水処理場等の公共施設周辺をサーベイしたいと思います。例年の状況だと、昼位から現場での準備開始の動きがありそうなので、調査開始は11:00としましょう。

■調査結果(収穫無し)

神奈川県否定説が有力で、今ひとつ調査のモチベーションが上がらない上、異様な暑さのため、自宅から5km程度の範囲をサーベイして来ましたが、全く収穫無しです。一応外周からチェックした場所は;

  • 寿町の花王とアマゾン
  • 巡礼街道沿いの元日立/HGST(現在工事中)
  • 酒匂の印刷局、下水処理場と西湘地区体育センター

追跡のプロの皆さんも、13時をまわっても有力情報無しのようです。本当に、武道館スタート~都内周回~武道館ゴールなのでしょうか?お昼ご飯を食べ一息ついたので、エアコンの効いた車でもう一回りして来ましょうか?

■調査結果その2(収穫無し)

一番頼りにしている2ch掲示板に、15時過ぎに「巡礼街道に警備員が多い」との投稿がありました。それをフォローする投稿も裏取りする投稿も無かったのですが、釣られるのを覚悟で小田原の巡礼街道周辺の工場、学校、水道局施設等をシラミつぶしに見て来ましたが、残念ながらはずれでした。帰宅後暫くすると、府中で確定との情報が上がり、これで今年の24時間テレビマラソン・スタート地点探索活動も終了です。2年連続で東京都内は良いとして、府中~武道館でどうやって24時間持たせるのでしょうか?さて、ランナーって誰になったのですか?Kanatec的にはランナーが誰でもWelcomeなので、特に気になりません。

小田原が大変なことに

24時間マラソンスタート地点を調査していると、遠くの方から大砲の音がドン・ドン!と聞こえて来ます。多分、明日8/27開催の平成29年度富士総合火力演習のリハーサル中と思われます。なんと酒匂川の河原では;

バスや車が横転している!

家も崩れ、車が下敷きに!!

崩れた家の中には人影が!!!

9/1に開催される「ビッグレスキューかながわ2017」の準備中でした。先日は、陸自の大型ヘリの離着陸訓練も実施されたそうです。消防や行政関係者の他、自衛隊や在日米軍も参加する、かなりの予算をつぎ込んだ、一大イベントのようですね。自衛隊では、カレーの炊き出しや仮設のお風呂の展示の他、LCACによる上陸・強襲作戦のデモもあるそうで、会社を休んでも見に行きたい気分です。

イタリア旅行記

今年の夏休みは、将軍様のお供で、イタリアに行って来ましたので、簡単にご報告したいと思います。もちろん観光情報ではないのでご安心を。

■ SIMの調達

当初は、現地キャリアであるTIM等から販売されているツーリスト用のSIMを現地調達するつもりでしたが、ホテルの近くにキャリアショップが無く、テルミニ駅まで出かける必要があることや、購入手続きの際に長時間の待ち時間も予想されるため、渡航直前に、急遽日本国内調達に切り替えました。調達先はいつものジャパンエモーションで、お店が田町にあるため仕事帰りに寄れますし、実店舗販売なのでスタッフの方に相談もできて、いつも重宝しています。今回購入したSIMは、「ヨーロッパ 海外グローバルSIM 【3 UK SIM 3GB】」で、¥2,600でした。現地調達の場合20EUROなのでほぼ同額です。

ただし、3 UK SIMの場合、音声通話は無しのデータ通信専用で、ヨーロッパで使用する場合3G回線での通信のみです。Kanatecの端末はiPhone4Sなので3G回線のみOKですし、標準アプリのFacetimeで通話可能なのでこれで問題無しです。

■開通作業と事前確認

なんと言っても、渡航前に開通迄確認出来るのが一番の安心材料ですね。日本で開通させると、Softbankに繋がりました。この段階で、キャリアThreeからSMSが飛んで来て、開通したことが確認出来ます。

なお、開通に際しては、特に何もすることなく、APNも自動で設定されます。

注意事項としては;

  • 開通すると、その日から有効期間(60日)がスタートします
  • 不測のデータ通信が発生しないよう、モバイル通信はOFFとしておきます(帰国後の確認では、日本ではモバイルデータ通信は出来ませんでした)
  • SIM購入時に簡単な接続マニュアルをもらえますが、ヨーロッパで使う場合は、モバイルデータローミングON、EUインターネットを設定でOFFにします

はい、これで準備万端です。それではここから先はイタリアで。。。

■現地での動作確認

1時間遅れでローマのレオナルド・ダビンチ空港に着き、テルミニ駅行きの電車に乗ってやっと一息つけました。車内でiPhone4Sを起動し、モバイルデータ通信をONすれば、難なくデータ通信OKでした。特にデータ定額メニューを選ぶためにSMSを送ったりする必要もなく、「SIMを刺せばOK」なので、初心者の方でも安心ですね。

事前の情報では、イタリアではローミング先としてVodafone回線に繋がるとのことでしたが、実際には「3 ITA」というキャリアに自動的に接続されます。最近 Three UKがイタリアでもサービス開始したみたいです。現地で起動した際に、所定のローミング対象キャリアに自動接続されないケースも時々あるので、「3 ITA」ってとても分かりやすくでいいです。

■簡単なインプレッション

ローマ及びフィレンツェ市内では、3G回線相当の速度が安定して得られました。全く問題無しです。(通信量を浪費したくなかったので、回線速度チェックはしてません)ベネツィアでは、「3 ITA」の受信が不安定で、他のキャリアとの間を行ったり来たりの状況が頻発。また建物に囲まれた狭い路地では、時折圏外に。でも、通信困難となる状況はある程度想定済みで、事前にGoogle Mapのデータはオフラインでも使用出来るよう保存済みなので、特に迷子になることもありませんでした。それにしても、ベネツィアの細い路地を歩くには、紙の地図だけではまず無理ですね。方向を決めて歩いていれば、必ず運河か海に出られ、近くには水上バス乗り場があるので、遭難することはありませんが、「目的地に最短コースで行く」には、スマホの地図とGPSは必須です。なお今回は、ツアコン役のKanatecだけでなく、我が家の将軍様にもスマホを渡しておけたので、将軍様のNever Ending Shoppingの際に、隣に張り付いていたり、店の外で延々と待っている必要がなくなり、近くのカフェでビールを飲みながら休憩出来ました。万が一、天性の方向ウンチの将軍様が迷子になっても、「友達を捜す」機能で容易に捜索可能です。¥2,600でこんな自由が買えるなんてすばらしい!事前に投資し、2台目のSIMロックフリーのiPhone4S(中古)を手に入れておいて大正解でした。まだまだ暫くは、3G回線専用のiPhone4Sは現役で使えると思います。