iMacが・・・

7/28更新:1週間持たずに更に型落ちに!

1代型落ちで購入したiMacが、購入1週間持たずに更に型落ちになってしまいました。ある程度は予想していましたが、あまりにも早すぎる・・・詳しくはこちらと下の方をお読みください。

7/25更新:里田まい 目撃!

日テレの24時間マラソンをパクったような番組企画にて、芸能人が小田原市内を駅伝していました。

   Kanatec前の国道1号線は里田まいさんのご担当のようです。笑えないお笑い芸人でなくてよかった、よかった。

6月後半より書き綴る:iMacが・・・

■ 症状は・・・

Kanatec所有の「純白の最終モデル」iMacが絶不調です。購入から3年半ほど経過しており、従来のKanatecの経営状況なら、とっくの昔にリプレースされているはずですが、そんなバブリーな経営は遠い昔のこと。

予期せぬ起動画面症状は;
  • Safariでネットを見ていると頻繁にフリーズする。
  • 電源投入時に、上記の「予期せぬ画面」が頻繁に現れ起動できないことがある。「予期せぬ画面」は本体HDD及びバックアップ用の外付けHDDから起動しても発生するので、本体HDDやソフト的な問題ではないらしい。
  • 仕方なく、本体HDDの初期化後、再セットアップしても状況がかわらない。メモリーの差し替えをしてみたが、状況に変化なし。やはりHDDやメモリー以外のハードの問題?
  • Mac の PRAM および NVRAM をリセットをしても、SMC (System Management Controller) のリセットをしても、状況に変化なし。
  • 常に「予期せぬ画面」がでて立ち上がらないなら諦めるが、正常に起動/動作することもある。
  • OS付属の自己診断プログラムを掛けてみても、正常に起動したときは特に問題ない。ダメなときは起動しないので、ダメなときの状況がわからない。
  • メモリーテストプログラムを掛けてみたところ、1回目は途中でフリーズ。2回目は問題なし。
  • iMacの現行モデルは2009年秋に発売されたため、そろそろモデルチェンジが予想される。もしかすると、次期モデルにはBlueRayが搭載されるかも?前回のモデルチェンジから1年近くたっているので、もしかするとフルモデルチェンジになったりして・・・?

といった感じなので、現段階で買い替える決断ができない状況。もちろん買い替えの決断ができない一番の理由は予算不足ですが・・・

■ 対策は・・・

外付けHDDやDVDで起動しても同じ現象が起こるので、本体HDDは正常と思われる。メインボードがダメな場合は、Kanatecにはお手上げ・・・ ということなので、メモリーチェックでフリーズしたこともあり、メモリーを元々iMacに搭載されていたものに換えてみました。この結果、予期せぬ画面が出なくなり、直ったような感じ。メモリー搭載量が半分になってしまったため、重めなソフトでは少々つらそうですが、Web編集やネット閲覧には問題ないようです。これでなんとかiMacのニューモデル発売まで延命できればいいのですが・・・

■ 結論は・・・

インターバル的には、今年の秋くらいにモデルチェンジしそうな予感はしますが、モデル更新が早いPCは欲しい時に買うのが一番と判断し、Appleストアの「整備済製品」を毎日数回チェックし続けました。「整備済み製品」とは、展示品/初期不良等の戻り品などをAppleで再整備して販売する、いわゆるB級品です。中古と異なるのは、一応メーカーが再整備しているので、中古の通販よりは多少安心、またAppleの新品同様の1年保証がつくのでさらに安心。要するに、メーカー整備と新品同様の保証がつく中古品と考えれば言い訳です。ところが、Webの整備済製品コーナーにはなかなかiMacが掲載されず、試しにフリーダイヤルでオペレータさんに直接問い合わせてみたところ、「Webに掲載してない製品もいくつかあります」とのお答え。現時点で準備できるものとしては、現行モデル(2009年後期)の27インチと、一つ前のモデル(2009年前期)の24インチが各2商品づつ。現行モデルの27インチは、カスタム仕様でCPUをアップしてあり、整備済製品とはいえ貧乏Kanatecには手の届かない価格、1つ前のモデルの24インチなら消費税込みで¥108,800で、発売当時のAppleストアでの新品価格¥158,800から5万円引きであり、Kanatecの予算いっぱいでなんとか収まります。ということで、1つ型落ちの24インチモデルを発注しました。主要仕様は以下の通りです。カッコ内は現在Kanatecが使用しているモデルの値です。

  • CPU :Core 2 Duo 2.66GHz(Core 2 Duo 2.16GHz)
  • メモリ :DDR3 4GB, FSB=1066MHz(DDR2 1GB, FSB=667MHz)
  • モニタ :24インチ、1920×1200ピクセル(20インチ1650×1050ピクセル)
  • HDD :640GB(250GB)

CPU的にはそれほどUPしていませんが、メモリー容量とスピードの差は使用感的にかなりの差が体感できそうな気がします。また、最近特に視力の衰えを感じるKanatecとしては、画面の大きさも魅力です。皆さんも、Apple整備済製品をお探しの場合は、一度直接電話して、オペレータさんに問い合わせてみることをお勧めします。

■ 手元に届いたiMacは・・・

(1)箱

噂通り、通常の製品の化粧箱とは異なり、多少汚れてますが何も印刷されてない真っ白な箱です。外箱に貼付けられたラベルや、付属品が入った内箱には「整備済製品」を意味するApple Certified Refurbishedの文字が印刷されています。

(2)本体

傷も汚れもなく、新品同様です。型遅れとはいえ、これで5万円引きなら文句なしのいい買い物でした。それにしても、24インチはデカイ!

(3)付属品

マウスもキーボードも電源ケーブルも、新品同様です。気になるのはリカバリー用のDVDで、2枚ともしっかり指紋が残っており、クリーナーで拭いても汚れが落ちません。まあ、読み込みには問題ないのですが、本体やほかの付属品が新品同様なのに、DVDだけ「中古品」的なのはちょっとねぇ。

(4)動作状態

電源投入、緊張の一瞬です。すると・・・

いつものリンゴマークもグルグル歯車マークも表示されず、英語のメッセージがズラズラ出てきます。読んでいる暇もなく、その後正常に起動するのですが、これって何でしょう?シャットダウン時も、何かメッセージが一瞬表示されています。何度か起動とシャットダウンを繰り返しても同じ状態、デジカメで撮影した画面からメッセージ内容を解読してみると、どうも起動シーケンスを逐一表示している様子で、エラーメッセージではありません。Windows PCのPOST画面と同じような感じです。さて、これをどうやって消して、いつものリンゴと歯車マークでの起動状態にすればいいのでしょう?散々悩んだあげく、PRAMとNVRAMをクリアすることで無事解決しました。多分APPLEで整備しマシンチェックした際に、元の設定に戻すのを忘れたのかもしれません。DVDの指紋やチェック後の処置をみると、担当者は結構いい加減なヤツのようです。なお、心配していたモニタはドット抜けや色むらもなく正常です。その他ハードウェアも今のところ全く問題なしです。

(5)使ってみた感想

ノートパソコンから切り出してきたようなテンキーなしの極小&極薄キーボードは、見た目はいいですが慣れないとちょっと使いにくいです。光沢液晶は、見た目はきれいですが、やはり映り込みが気になります。ただし画面の大きさで作業性がかなり向上します。CPU的にはCore 2 Duoの2.16GHzから2.6GHzへの移行、メモリも2GBから4GBへの移行なので、劇的な違いはありませんが、重めのアプリの起動が速くなっている感じがします。ただし、故障対策後のメモリー1GBとの比較では、かなりの性能差を感じます。やはりメモリーの搭載量や速度が性能向上を体感できますね。

(6)ベンチマーク結果

ベンチマークソフト(X Bench)で定量的に比較してみた結果は以下の通りです。

スコア備考
旧iMac 20″142.52詳細はこちら
新iMac 24″176.59詳細はこちら

もちろん全体的なスコアは上がっているのですが、OpenGL Graphics Testの結果のみ、198から 164に下がっています。グラフィックは新型の方が明らかに性能が上がっているのに、この結果はなぜでしょうか?旧iMacはOSX10.5、新 iMacはOSX10.6の結果なので、 ベンチマークソフト が最新OSに対応してないのでしょうか? X Benchの最新版は2006年リリースのVer.1.3のままなのでちょっと気になります。

■ 旧iMacの処分は・・・

如何に高く売却するか・・・ まずは市場調査を開始しました。

(1)Apple&Sofmapコラボによるの下取りサービスを利用する:¥27.255max.

Sofmapでの買い取り上限価格は¥23,700、Appleとのコラボの特典として、宅配便での引き取り費用¥1,500がサービス&買い取り価格15%上乗せになります。ただし、宅配便で引き取り後 Sofmapにて査定を行い、もしその結果に満足できなければ、自費で引き取らなければなりません。もちろんこの場合は、KanatecからSofmapへの発送費用も負担しなければならないため、¥3,000程度の無意味な出費が発生します。これはちょっとリスクが大きい感じです。

(2)Hard-Offに直接売却する:¥20,000max.

何件か電話で買い取り上限価格を確認したところ、¥20,000が最高買い取り価格のようです。(1)の下取りサービス価格と比較して、¥7,000以上の価格差が出てしまいちょっと厳しい感じです。

(3)Sofmapに直接持ち込む:¥26,060max.(買い取り10%upの日の場合)

「毎月5の日」はキャンペーンで買い取り価格10%upになります。その場で査定が完了し、現金化できるので、 (1)との価格差は¥1,000ちょっとなり許容範囲ですが・・・問題は小田原周辺で一番近いSofmapまたは系列店のU-Frontは藤沢であり、ちょっと遠いです。

(4)ノジマに直接売却:¥26,060max.(買い取り10%upの日の場合)

色々調査の結果、神奈川県全域に店舗展開する電器量販店ノジマは、Sofmapとの提携で、Sofmapと同等価格で買い取りしてくれるようです。(すべての店舗で中古PCの買い取りをしているかは要確認です。今回は旧iMacを購入したノジマ大井松田店を利用。)更にSofmapの「毎月5の日」の買い取り価格10%upのキャンペーンも適用できるため、最高買い取り価格のマイナス¥1,000程度で、現場で査定完了&現金化できます。ということで、ノジマで無事売却完了。

■ まとめ

  • 新iMac購入価格 :¥108,800
  • 旧iMac売却価格 : ¥26,060

差し引き、¥82,740でのリプレースとなりました。自己評価的には、いい感じだと思いますが、皆さんいかがでしょうか?