▪️事業計画
都市計画道路 城山多古線は、小田原駅西口を起点とし、小田原市役所や市立病院等が位置する市の中心部を貫き、大雄山線と並行に走る都市計画道路 小田原山北線と一体となって、県西地域におけるネットワークを強化する主要な幹線道路です。 このうち、都市計画道路 城山多古線の小田原市久野(山神下交差点)から多古までの400m(うち一部220mはトンネル区間)と、都市計画道路 小田原山北線の多古から穴部(穴部駅入口交差点)までの600m、合わせて延長1.0kmの区間について、県道74号(小田原山北線)のバイパスとして整備を進めています。
出典:神奈川県Webサイト
▪️トンネル掘削工事が始まっていた(久野側)
道がカーブしていて分かりにくいのですが、久野坂下側のトンネル掘削工事が進んでいました。
▪️トンネル工事はまだこれから(穴部側)
トンネルの手前は綺麗に整地完了しています。それにしても土被りが少なくで心配。日本の土木工事技術を信じよう!
▪️完成予想図
余計なコストをかけてないシンプルな完成予想図がすてき。バイトの都合が許すなら、開通セレモニーに並んで自転車で通行したい。
▪️(編集後記)慢性渋滞の予感
個人的にはあのあたりは自転車で徘徊するだけなので、道路整備状況は特に影響ないです。
しかしながら近いうちに久野のあの辺に大型ショッピングモールもできるらしいので、オープンまでに南足柄市や開成町・山北町へのルートは確保しておかないと、久野坂下交差点から険道74号線の狭い激坂や多古交差点が容量オーバーするのは確実でしょう。
残りの問題は東の国道255号線方面へ連絡する道路で、山王川沿いの井細田交差点ルートや白山中学校沿いの多古交差点ルートは道が狭い上に踏切が2ヶ所あり、大型ショッピングモールが開店すると大変な混雑になりそう。
ということで、小田原市の道路計画を見てみました。
謎の「東町久野線」
井細田中央交差点(=Amazon横のセブン-イレブン扇町2丁目店)から川端交差点(=大型ショッピングモールのすぐ東側)に繋がる部分が未着手。
大型ショッピングモールから東の国道255線へ抜ける道の渋滞対策としては「東町久野線(未着手)」の開通が有効に思えますが、「必要性は高いが、事業実施見込みが立たない路線や区間」となっており、全く期待できない状況。(Ref.小田原市都市計画道路見直し(案))
未着手部分の両端は「道を繋げよう」という気持ちはなんとなく感じますが、今のところ「事業実施見込みが立たない」ようです。
訂正
大型ショッピングモールではなく中規模のイオンタウンのよう。規模感がよくわからないので、「小田原市の都市計画提案について」を確認してみると。。。
実際に客が出入りする「商用施設床面積」は30,000m2で2階建て、フレスポシティーモール北館の延床面積は28,149m2(Ref. Wiki )。そう言えば秦野のイオンも元は日本たばこの工場跡地で、延床面積にはなんと 71,656 m2!秦野の半分以下の大きさとなると、大したことはなさそう?
ということで、周辺道路が大渋滞するのはオープン当初だけのような気がする。そう言えば旧ロビンソンのオープン当初は、酒匂地区〜国府津地区一帯が大渋滞していた。
とは言え、イオンタウンを建設している雰囲気がないが、今はどんな状況だろう?
(おわり)