povo 2.0乗換え記

8月中の楽天モバイル2回線の解約に向け、まずは1回線をpovo 2.0に乗り換えます。まだ月末までには2週間以上あるのですが、多分月末は楽天モバイルからの乗り換え者が集中しそうな気がするので、ちょっと余裕を持って乗り換えです。

■とても大切な確認(1):端末の対応状況の確認

使用予定の端末は;

  • 京セラTORQUE G03 SIMロック解除版
  • Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SIMフリー版

と、双方とも元々au版なので、バンド問題もなく相性はバッチリ。Mobile Wi-Fi なら5G運用も可能です。

訂正:Galaxy 5G Mobile Wi-Fiはダメみたいです。現在、調査&格闘中につき、新たな情報があれば追って報告します。

■とても大切な確認(2):契約手数料、解約・MNP転出手数料、縛り期間など

同一名義で1回線なら、契約時も解約・転出時も手数料は不要です。通話やSMSは使用しないので、月額料金はトッピング次第、CoCo壱のカレーのようにトッピングを盛り過ぎないよう注意しましょう。

■事前に用意するもの

  • 楽天モバイルの他社へのお乗り換え(MNP)予約番号の取得
    my楽天モバイルのサイトから、[右上3本線メニュー]>契約プラン>その他のお手続き・他社へのお乗り換え(MNP)・・・ から取得できます。
my楽天モバイル画面
MNP予約番号出力
  • 写真付きの公的な身分証明書(免許証、マイナンバーカード)
  • 支払い用のクレジットカード
  • カメラ機能付きのまともに動くスマホに、申し込み手続きのために「povo2.0アプリ」をインストール
  • キャリアメール以外のメールアドレス
  • 本人確認で顔写真を登録するので、恥ずかしくない程度に顔を洗って髪の毛を整える

(重要)PCでは申し込みできません。まともに動くAndroidまたはiOSスマホが必須です。まともに動くスマホがない場合は、先にスマホを調達するか、まともなスマホを持ったお友達の協力が必要になります。(iPadなら出来そうです)

■申し込み(手続きはWebではなく、スマホアプリから)

手続きは、スマホにインストールした申し込み用「povo2.0アプリ」から行います。基本的にスマホの画面の流れに乗っていけばOKですが、eKYC(電子本人認証)のカメラ操作にコツが必要そうです。

案内動画があるので、先に見ておいて、手順や雰囲気を覚えてからの方が確実です。特に手こずったのは以下の3ステップです。(難しいのではなく、単にブキなだけです)

  • 顔写真撮影
    カメラ目線が必要なのですが、どうしても画面が気になります。そういえばリモート会議の時もカメラ目線が苦手でした。
  • STEP5(免許証を斜めから撮影)
    画面指定枠と免許証の斜め角度が合わない、持つ指で文字を隠してしまう、シャッターボタンを押す際に手ブレする等、撮影写真がことごとくNG。対策として、免許書をテーブルの上に水平に置き、斜めから撮影すればいいんですよね。これなら手ブレもせず綺麗に撮れました。
  • STEP11(顔の輪郭を撮影)
    画面の矢印の指示で、左右や上を見たりして顔の輪郭を3回連続で撮影するのですが、何度撮影してもNG。原因は顔を左右または上に向けすぎでした。30〜45°位軽く向く程度でいいみたいです。

(重要)特に審査が通らない”心当たり”がない場合、個人確認(審査)NGの原因は、免許証を撮影した写真の不鮮明さや白飛びの可能性が高いので、写真撮影と登録前の確認は念入りに!楽天モバイルの契約の際も、免許書写真不鮮明で審査落ちがありました。特にフラッシュを使用すると白飛びの可能性がありますので、撮影された写真を十分に確認しましょう。

■申し込みからSIM到着まで

  • 申し込み直後に、povoから「本人確認書類を受付」のメールを受信、ここから本人確認手続き(審査)開始。
  • povoから「本人確認手続きが完了(審査及びMNP手続き完了)」のメール受信。
    Webでは「eKYC認証には10分前後」とありましたが、メールでは「現在povoは好評につき、多くのお申し込みをいただいており、お時間をいただく場合あり」とのこと。今回は1時間30分ほどで完了。
  • 申し込み当日、SIMカード発送
    「本人確認手続きが完了(審査及びMNP手続き完了)」メールから2時間半後、「SIMカードのお届け準備中」メールを受信。
  • クロネコさん輸送中
    申し込み翌日の朝に、クロネコさんから本日配送予定の連絡あり。台風の中、本当にご苦労様です。荷受担当は「南東京法人営業支店」という大田区の拠点なので、同じKDDIでもUQモバイルの相模原からの発送とは違うみたいです。
  • 申し込み翌日9:00過ぎ、SIM着荷
    povo側の混み具合次第でしょうが、午前中の早い時間帯に申し込めば、翌日着荷するようです。UQモバイルの際は「申し込み翌日審査判定」だったので、1日早く進みました。

■初期設定

開通手順も動画付きで詳しく紹介されてます。

  • 契約後、郵送にてSIMカードを受け取り
  • SIMカードの有効化を実施
    カメラ機能付きのまともに動くスマホの「povo2.0アプリ」にて実施
  • とりあえず京セラTORQUE G03 SIMロック解除版に刺してみる
  • APNを設定
    名前:povo2.0、 APN:povo.jp、 APNプロトコル:IPv4 / IPv6
  • 発信テスト
    (1)発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける →OK
    (2)Wi-Fiを切った状態で、モバイルデータ通信を利用してWebサイトを閲覧 →OK、ただしトッピングなしの128kbpsなので激遅

■一旦まとめ

カメラ付きのまともに動くスマホが必要

申し込み手続き、eKYC(電子本人認証)及び開通手続きは、全てスマホアプリpovo2.0から行うため、カメラ付きのまともなスマホが必要。まともでないスマホだと、写真が不鮮明だったり画面操作に手間取る恐れが高い。なお、アプリを入れるスマホと、実際にSIMを使うデバイスが異なっても問題なしなので、開通手続きが済んだSIMをWi-Fiルータに挿して使用するのも可能。(追記:ルータ機種による模様)

ただしpovoからの事務連絡が、eメールではなくSMS経由だと、ルータでは受けられないので、しばらくはスマホ(京セラTORQUE G03)で運用してみる。

訂正:Galaxy 5G Mobile Wi-Fiはダメみたいです。アンテナピクトが立たず、圏外状態でネットにつながりません。現在、調査&格闘中につき、新たな情報があれば追って報告します。

契約手数料、月額基本料金及び解約手数料は不要

使用頻度が低いデバイス向けにはとても嬉しい料金設定です。ただし、トッピングを盛りすぎると、楽天モバイルより高くなるケースもあるので要注意。

  • データ使い放題(24時間)税込み330円
  • データ追加1GB(7日間) 税込み390円 ・・・3回盛ると1,170円
  • データ追加3GB(30日間) 税込み990円 ・・・楽天モバイルの場合の最小料金1,078円と同等なデータ量

なお、180日間トッピングの購入がないと、事前通知の上で利用停止される可能性有りとのことです。これは将来ボケてしまった際、自動で利用停止されるので安全ですね。

楽天モバイルの残りの1回線の扱い

povoの利用規約に「同一名義で複数回線のお申し込みについては所定の手数料をいただく場合があります。」というのもあるし、「180日間トッピングの購入がないと、事前警告の上で利用停止」もあるので、維持には費用がかかりそう。

よって、povoに乗り換えるのはやめ、8月末に解約しようとおもいます。

■(調査)無料でもらえるトッピングがあるらしい

無料のトッピングをもらうことを、専門用語で「#ギガ活」と言うそうです。

そういえば、富士宮市のパパ活・衆議院議員のYKくん、これからも議員活動を頑張るみたいです。普通に考えると、次回選挙は絶対無理でしょうから、衆議院が解散されるまでしっかり貯金して、将来の生活費を蓄えておかないといけません。
なお同じ選挙区で、以前モナオ騒動を起こした衆議院議員HGさんは今も現役で頑張ってますので、吉川くん的には「まだ次回も行ける」と誤解している可能性があります。
次回衆議院選挙の静岡5区は大注目です。(N党から出馬する奇襲作戦もあり得るか?!)

さて、話を#ギガ活に戻しましょう。#ギガ活の参加方法は;

  • 対象となる店舗にて、au PAYで支払う(エントリー要)
  • 対象となる店舗で、ご近所でよく利用しそうなのは、ローソン、ウエルシア、カインズなど

例えば、ローソンやウェルシアの場合税込500円以上の買い物で300MB(3日間有効)、カインズの場合税込み2,000円以上の買い物で1GB(7日間有効)と、カーナビ用途には十分なギガをもらえるようです。

データボーナスと消費期限
au PAYの準備

au PAYはいくつかありますが、以下の2パターンを利用します。

Pontaポイントを振り替え

100Pontaポイント=100円を単位に、au PAY残高に振り返られます。

5月にUQモバイルに乗り換えた際、基本料金を割引するため、auでんきに乗り換えました。auでんきは国の省エネポイントの対象ではなく2,000円をもらい損ねましたが、毎月電気代の5%のPontaポイントがもらえます。夏場なら電気代は軽く2万円を超えますので、月に1,000Pontaポイントを獲得できます。

クレカからのチャージ

MastarCardやAMEXはどこの発行元のカードでも大丈夫なのですが、VISAとJCBは一部の信販系の発行カードに限定されてます。なぜでしょう?

幸い、最近電車に乗らないためほとんど使用してないVIEWカード(VISA)があります。このカードはSuicaとビックカメラポイントカードを兼ねているため解約できず、また年に1回以上利用しないと年会費524円(税込)が掛かってしまいますので、このカードを使いましょう。

#ギガ活にエントリー

#ギガ活には、「au PAYのお支払いでもらう(エントリー要、対象店多数)」方法と「お店の利用でもらう(エントリー不要、対象店少数)」があり、お店によってパターンが異なります。以下は大多数の店のパターン「au PAYのお支払いでもらう(エントリー要、対象店多数)」での方法です。

  • こちらのサイトで#ギガ活のルールを確認の上エントリー(エントリー受付のメールあり)
  • エントリー完了日以降の決済が特典提供の対象
  • 対象店舗でau PAYで条件となっている金額を支払う
  • 1週間程度で、エントリー時に登録したメールアドレスに、データボーナスのプロモコードが届く
  • そのプロモコードをpovo2.0アプリから登録すればOK
  • データボーナスのご利用開始期限は、プロモコード送付日から30日前後

■訂正:Galaxy 5G Mobile Wi-Fiはダメみたいです、の件

au系の格安SIMと端末の相性の件、以前はよくiPhoneで話題になってましたが、povo2.0とau/UQで販売したGalaxy 5G Mobile Wi-Fiとの間で問題になるとは。。。

この手の話題に対し的確な議論がされているマイネ王のスタッフブログを調べてみると、Bingo!なスレッドがありました。

【KDDI】Galaxy 5G Mobile Wi-Fi、ソフトウェア更新でキャリア内SIMロック

要点をまとめてみると;

販売当初はmineo等のau系MVNO SIMでも使用できていたのが、ソフトウェア更新後は、mineo等のMVNO含め、au系のSIMカードがすべて使えなくなった。(ただし楽天モバイルは使えている=Kanatec確認済み)

ブログの情報によると、Galaxyの公式ホームページに;

ご利用している KDDI 系の 5G 対応端末から SIM カードを抜き取り、本製品に取り付けても使用することはできません。
KDDI 系でのプラン追加またはプラン変更、SIM カードの変更などが必要になる場合があります。ご契約状況によって異なりますのでご利用している通信事業者へお問い合わせしてください。

とコメントが出ていたらしく、au側で使用できるSIMに制限を掛けるキャリア内SIMロックを実施しているようです。(8/14現在、このコメントは消されている模様)

もちろん現在は、「販売時」のSIMロックはできないのですが、これは「販売後のソフトウェア更新後のキャリア内SIMロック」なので、規制的にはグレーな状況のようです。(よって、明確に禁止されている他キャリアである楽天モバイルは、ロックされずに使えているらしい=Kanatecの推測)

さらに残念なことに、Galaxy 5G Mobile Wi-FiはiPhoneのように多くの台数は売れてないので、本件はとてもマイナーな現象として、スルーされている感じです。

今更auもしくはメーカー側で対策されるかは不明であり、残された道は自力でファームウェアを販売時のバージョンまで戻すしかないようです。

これはとても面白そうな展開です。(つづく)