撮鉄入門 挑戦6回目

今から1年ほど前の2022年11月に撮鉄に入門したのはいいのですが、遠くに遠征するわけでもなく、もちろん非合法に線路内に立ち入って撮影することもなく、今一つ実力も成果も上がりません。

  • 2022/11/11、17 撮鉄入門 :足柄駅〜小田原駅間の山王川改修事業に伴う線路切替工事、11/17大雄山線甲種輸送を撮影(清水新田でコデ165+検査車両を撮影=甲種輸送ではなく回送になる?)
  • 2023/01/16 撮鉄入門 挑戦2回目 :雨のため撮鉄断念
  • 2023/03/30 撮鉄入門 挑戦3回目 :JR東海道線の酒匂鉄橋にて甲種輸送の初撮影に成功(ただし、ひどい写真)
  • 2023/06/19 撮鉄入門 挑戦4回目 :清水新田でコデ165+検査車両、酒匂鉄橋で小田原駅へ回送中のJR貨物の機関車、小田原駅構内で甲種輸送に向けた連結作業並びに、早川鉄橋で甲種輸送の車両編成の撮影に成功
  • 2023/08/30 撮鉄入門 挑戦5回目 :打越跨線橋から甲種輸送を撮影後、五百羅漢駅に移動しコデ165+検査車両の動画撮影(スマホのマイク性能が悪く強風ノイズに悩まされる)

さて挑戦6回目はどうしましょうか?

▪️大雄山線の甲種輸送は?

伊豆箱根鉄道グループのWebサイト、フルモデルチェンジされておしゃれになってます。

12/7現在、鉄道運行状況に甲種輸送に伴う運休の告知が出てません。前回が8/30で大体2.5ヶ月間隔で甲種輸送があったのでこの間隔なら11月中旬のはず。これまでも定期的に確認していたつもりですが、大事な告知を見逃してしまったとすると撮鉄失格です。

旧Twitterで「キーワード=大雄山線、ポスト日=2023/9/1以降」で検索してみましたが、甲種輸送が行われたことに関するポストはなさそうなので、まだ実施されてない感じもしますがどうなんでしょう?

▪️特急ロマンスカー・VSE(50000形)完全引退

運転開始翌日の2005/03/20に風祭駅で撮影
線路や踏切内には立ち入っていませんのでご安心を!

小田急からこんな告知が出てました。

小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)は、 “白いロマンスカー”として多くのお客さまにご愛顧いただいてまいりました特急ロマンスカー・VSE (50000形)について、2023年12月10日(日)のイベント運行(最終到着地:成城学園前駅)をもって完全引退することを決定しましたのでお知らせします。 (VSEは、 Vault Super Express、 Vault はドーム型の天井、天空の意から名付けました)

12/10に行われるラストランの3本目(最終日の最終回)が

  • 秦野駅(1610頃発)-箱根湯本駅-成城学園前駅(2000頃着)

なので、小田原を2回通過する模様です。秦野〜箱根湯本〜成城学園前に4時間かかっているのでどこかで2時間ほど時間調整してそうで、もし秦野〜箱根湯本駅間で電車を留置するなら足柄と小田原駅。

時刻的に暗くなっており写真やビデオの撮影はかなり難しそう。とりあえず撮影場所と通過時刻をシミュレーションしてみよう。

ラストランへの参加(乗車)料金が10,900円~と結構高いので、どこかでお食事付きかもしれない。Kanatecが小田急トラベルの社員なら、箱根湯本ですぐに折り返したのち、風祭で乗客を下ろし、鈴廣かまぼこの里で食事&お買い物を企画します。その間車両は一旦足柄駅まで回送し、帰りの時間に合わせて足柄〜箱根湯本〜風祭まで再び回送し、そこから再び成城学園駅目指してラストランを再開。。。とか?(妄想です)

ダイヤの想定

前後の時間帯で営業運転している特急のダイヤを参照してみました。

  • はこね31号 秦野1618ー小田原1634ー箱根湯本1648 の-8分で運行か?
  • はこね60号 箱根湯本1845ー小田原1858ー新宿2010 の-10分で運行か?
お天気の確認
12/8朝時点での予報

天候は晴れ、18時の気温予想も13℃、風もほとんどなしなので、寒さの問題はなし。

夕方撮影なので、西の空に雲が少なく、綺麗な夕焼けになれば最高です。

撮影場所の候補と想定時刻

「(妄想)鈴廣かまぼこの里での夕食&お買い物イベント」は別にして、往路の秦野〜小田原〜箱根湯本間は寄り道なしに運行すると仮定し、はこね31号のダイヤを参考にします。今の時期の小田原の日の入りは1630頃で、箱根の山で日陰になるため暗くなるのが早いです。

新松田駅西側 酒匂川橋梁:1620頃(日没前)

天候次第で夕焼け+富士山のシルエット+酒匂川橋梁を渡るVSEの撮影が可能。まるでウルトラセブンのメトロン星人のようなとても綺麗な絵になりそう。

Google Mapによる撮影イメージ
毎週放送の子供向け番組とは思えない綺麗な絵

栢山付近の田んぼにて:1625頃(日没前)

Google Mapによる撮影イメージ

定番撮影アングルの箱根の山をバックにすることなく、敢えて東向きに撮影し、夕陽に赤く照らされるVSEの撮影ができそう。

ただし夕方薄暗くなってから、この田んぼの中でいつ来るかわからない電車を待つのは結構寂しそうで、ここでの撮影は無理と判断。

小田原駅とその周辺:1630頃(日没)

Google Mapによる撮影イメージ

小田原駅入線前の旧少年院横あたりは、ポイント切り替えで速度を下げるため、夕暮れでも撮影しやすい可能性がある。

ただし、線路近くでの撮影になり、車両編成全体をフレームに収めるのは難しい。

自然光で撮影できるのはこの辺が最後のチャンスと想定。

箱根湯本駅とその周辺:1640頃(日没後)

Google Mapによる撮影イメージ

駅構内の照明に照らされ停止している状態でないと、もう暗くて撮影は難しそう。

箱根湯本駅構内は、ホームの屋根が邪魔になる上、停車するホーム次第で全く見えなくなるため、ここでの撮影は無理と判断。

▪️ラストランイベントの事前調査(Update)

小田急にて「ありがとうVSE! ~Special Thanks & Forever~」という特別サイトが公開されてました。これによるとラストランのコースは以下の通り。

実施日時2023年12月10日(日)
コース① 相模大野〜片瀬江ノ島〜喜多見電車基地〜唐木田
② 唐木田〜新宿〜喜多見電車基地〜大野総合車両所〜秦野
③ 秦野〜海老名電車基地〜箱根湯本〜成城学園前
Ref. https://www.odakyu.jp/thanks/vse/tour/

3回目のラストランは秦野から一旦新宿方面の海老名車両基地に向かったのち、折り返して箱根湯本に向かう模様。これで行程が4時間も掛かる理由がわかりました。(お土産付きだがお食事は付かない、残念!)

このスケジュールだと小田原近辺を走るのは完全に夜になり、自然光での撮影は不可能。撮影場所は駅構内の照明下に限られ、ガチな撮鉄さんたちの「邪魔だ〜!どけ〜!!」と怒号が飛び交いそう。

▪️まとめ

やはりきちんと事前調査をしなければいけない。危うく夜の寒空の中、カメラを抱え1〜2時間も待機するところだった。小田原や箱根湯本駅構内でガチ撮鉄さんと戦う根性はないので、撮鉄入門6回目はキャンセルとします。

2023.12.11 ラストラン翌日追記

最終到着地 成城学園前駅の様子。福岡の新聞社が記事にするくらいのイベントだった。

(おわり)