モノは大切に(PC用キーボード)

残暑厳しく徘徊困難、資金難でデジモノ調達も難しく、ネタがありません。

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「モノは大切に使いましょう!」というと、故郷栃木県の偉人「ニノミヤ・タカノリさん」の教えのようでとても素晴らしいのですが、その実態は資金難でネタになりそうな新しいデジモノを買えない状況です。

▪️在宅バイト用のキーボードの状況

財政難の中で今問題となっているのが、在宅バイト用PCキーボードがすぐ劣化する問題。どうも左手の小指〜薬指辺りから謎の溶液を出しているらしく、特定のキーの印字が消えてしまいます。安いキーボードだと2年持ちません。

透過照明型キーボード

以下にご紹介するキーボードは、大迷惑な某隣国発の新型ウィルスの唯一のメリット「在宅バイト」の商売道具であるWindowsのキーボードです。(2020年12月 Amazonにて¥3,999で購入)

初期症状、キートップの表面の黒い樹脂が剥離し始める
表面の黒い樹脂が完全に剥がれたため、補修シールを貼るが、粘着剤が劣化しシールが剥がれそう

印字部分が印刷だとすぐにダメになるので、資金難の中で大奮発して「透過照明型」のキーボードを購入してみました。照明透過型のキーキャップは印刷式ではなく;

  • バックライト付きの透明なキーキャップに、
  • 文字部分を白い樹脂に、それ以外を黒い樹脂に一体整形したカバーを被せることで、
  • 文字が白く浮かび上がる仕組み

これなら文字が擦り切れる心配はないはずだったのですが、「黒い樹脂ごと剥離」し始めました。やはり左手小指〜薬指で触る部分だけです。いつもの通りAキーとSキーが完全にダメになってしまったため、補修用のシールを貼ってみましたが、シールの粘着剤が劣化し始めてます。

この商品は初めから変!

実はこのキーボード、初めから変でした。(仕様や設計がオカシイ!?)

ひらがなキーがあるので間違いなく日本語キーボードなのですが、漢字部分に中華文字が多数あります。この状態で裏面には「QC PASS」という検査合格を示すシールが貼られてますので、仕様や設計がオカシイだけでなく検査自体も適当なようです。さすが中華品質!

またキーボードの角度を調整できず平面状態で打ちにくい。ノートPCのキーボードと思えばそんなものですが、通常のデスクトップ用の外付けキーボードで角度をつけられないものは見たことがない。自分でゴムのブロックを追加して角度を調整。

とうとう充電式の内蔵バッテリーも劣化

当初は毎週末に充電すれば1週間持っていたバッテリーの劣化が急激に進み、今では1日持つかどうか。毎週1回として充電回数は150回程度のはず。バッテリーは内蔵式で交換できず。使い続けるためには充電ケーブルを繋ぎっぱなしの状態なので、何のための無線式(ワイヤレス)なのか。

ワイヤレスを維持するため、手元に余っていたモバイルバッテリーをキーボードに接着し常時接続してみました。これでどのくらいバッテリーが持つのかテスト中です。

▪️反省と今後の対策

消えにくいキーの印字

Mac用のキーボードの印字は最後まで掠れることもなく、キースイッチの接触不良やチャタリング状態に劣化し機器寿命を迎えることが多く感じます。現在使用中のMacキーボードも多分15〜20年以上前のものですがとても状態はいいです。

これって「レーザー印字」なのでしょうか?

乾電池式ワイヤレス

交換困難な内蔵バッテリーの充電式ではなく、乾電池で動くものにしましょう。ネットで見ると単4電池1本で半年以上使用できるものもありますので、毎週充電するよりよほど楽で乾電池も年に2本程度なら調達コストも廃棄処分にも困ることもない。

特殊事情

バイト先貸与のノートPCは何かの理由でBluetoothが使用できない設定。なので、2.4GHz電波+USBレシーバ式を購入する必要があります。

現在の候補はこんな感じ

外付けモバイルバッテリでも1週間電池が持たない場合や、致命的な故障が生じた際の候補はこんな感じ。

単4電池1本で8ヶ月使用可能、2.4GHz電波式+USBレシーバ

シニア再雇用もあと最長2年半なので高価なWindowsキーボードはいらない。可能なら現在のキーボードを修理しながら天寿を全うしたいところ。

運動がてらにDOSPARAを見てきましたが、「ゲーミング・キーボード」という仕様不明なキーボード2〜3万円台が中心のようで、キーボードの透過照明の色が無駄に変わるなど買う気にならず。

2023.10.04 追記:モバイルバッテリー外付け作戦は失敗の模様

10/2月曜の朝から使用開始したモバイルバッテリー付きワイヤレスキーボード、翌日10/3の夕方に電欠となり動作停止。やはり10年以上前にドンキのお年玉福袋でゲットしたモバイルバッテリーも相当劣化していた模様。

Amazonにて大奮発して¥3,999で購入したキーボードも、キートップの印字のカスレに加え内蔵パッテリーの劣化により3年持たなかった。

リプレース品の最終選定結果

シニア再雇用もあと最長2年半、これが最後のWindows用キーボードの購入になると思います。ここはちょっと趣を変え、英語配列のメカニカルキーボードを選んでみました。多少日本語配列とは異なる部分がありますが、ボケ防止にちょうど良さそう。(あまりに値段が安いのが気になる)

  • キーキャップの印字は「2色注入整形」・・・文字が擦り切れる心配はなさそう
  • 単4乾電池2本で3〜6ヶ月動作可能・・・単4の充電池がないので手仕入れておこう
  • Bluetooth 2chおよび2.4GHz無線接続、無線レシーバはUSB A/Cタイプ兼用・・・退職後も流用可能
  • 独特な打鍵音でしっかりとしたフィードバックのあるややヘビーな青軸・・・特に拘りはない

(おわり)