小田原市内各所にあった円筒形のレトロなポスト=郵便差出箱1号(丸型)が多数消えています。
四角い普通のポスト(郵便差出箱 10号?)に変わったものや、撤去されてしまいポスト自体がなくなったところもありました。
以下ご紹介する写真は、左側が前回調査時の2021年12月撮影、右側が2023年4月撮影のものです。
■四角い普通のポストに交換されたもの
ポストの新しさや、基礎部分の出来立て感から見て、最近の同じような時期に一気に交換されたように見えました。
大工町交差点
大手町交差点
板橋見附交差点
早川駅
■ポスト自体が撤去されたもの
早川2丁目加野屋西店
ポストが元あった場所を観察すると;
ポストの移転先を書いた看板がありましたが、ひっくり返ってます。ポストの土台部分は砕石で埋め戻されてます。
堀の内バス停付近
右の写真の白い壁の新しい家のところに、円筒型ポストがあったはず。
■衝撃!絶滅危惧ポスト「郵便差出箱2号」が撤去された!
一般家庭の郵便受けが大きくなったような「郵便差出箱2号」。2021年12月の調査時で、小田原市内に2箇所しか確認できませんでした。この絶滅危惧ポスト「郵便差出箱2号」のうち一つが撤去されていました。
中曽根 パシオスの裏 竹井商店
Googleストリートビューの最新画像(2022年12月)を見ると、既に撤去されていました。
それにしてもここに置かれた1脚の椅子、何の目的なんでしょう?Googleストリートビュー(2022年12月)には、キャンプ用の折り畳み椅子ではなく、家庭のダイニング用の椅子が置かれているのが写っています。
■まとめ
円筒形のレトロなポスト=郵便差出箱1号(丸型)は、観光資源として再利用可能なので、綺麗に補修の上、どこか新たな場所で、第二の人生を過ごすことでしょう。
問題は、一般家庭の郵便受けが大きくなったような「郵便差出箱2号」、どうみても観光資源にはならず、スクラップ(鉄くず)と思います。写真に記録しておいて良かった。
さて、市内もう1カ所、南町4丁目の「郵便差出箱2号」、Googleストリートビューの最新画像(2022年12月)を見るとまだ残ってますが、今はどうなのか。。。
(おわり)