東海道五十三次 リモート・ツアー(6) 尾張国編

コロナ禍での運動不足で体型に重大な問題が生じており、その対策として自転車で小田原周辺を走ってますが、限りある足柄平野には、新たな訪問場所や目的地がなくなりつつあります。

純粋に運動目的だけでサイクリングが続けられるくらいなら、初めから体型が崩れることなどありません。

いろいろ検討の結果、走行距離自体を目的にできないかと思い、さすがに日本一周とかシベリア鉄道では距離がありすぎるため、適度な距離感の「東海道五十三次 リモートツアー」を企画してみました。

さらに、3月上旬から再開した平日ウォーキング(散歩ともいう)の距離も、せっかくなので移動距離に加算することにします。(本来はこれが正しいような気がします)

■ルール

  1. 江戸 日本橋をスタートし、京 三条大橋(495.5km)を目指す(バーチャル)
  2. 自転車の走行距離だけ、”すごろく”のように東海道五十三次を進んだことにする(進める距離だけはリアル)
    (2022.03.12:平日ウォーキング(散歩ともいう)の距離も加算することに変更)
  3. 各宿場では、広重さんの「東海道五十三次」に描かれた場所をGoogleストリートビューやネットで探し、旅行気分を味わう(バーチャル)

■現在の位置

■(6)尾張国編の概要

⏩ ここより前、三河国編

宿場名(日本橋からの距離)旅のルート、難所、要衝
40 鳴海 (342.9km)現在の愛知県名古屋市緑区。
 ⏬名鉄線に沿って北上。
41 宮 (349.4km)現在の愛知県名古屋市熱田区。
熱田神宮の門前町であり、東海道でも最大の宿場。
美濃路(美濃街道)や佐屋街道との分岐点。
 ⏬ 2022.05.15通過次の桑名宿へ、東海道唯一の海路(七里の渡し)。

⏩ ここより先、伊勢国編へ

2022.05.15 鳴海宿(名物有松絞)

有松・鳴海絞会館界隈

現在、有松絞りや鳴海絞りを扱う呉服屋さんが並ぶのは名鉄の有松駅周辺。通り全体がとてもいい雰囲気です。正直いって、名古屋に対する印象が変わりました。京都っぽい感じすらします。

2022.05.15 宮宿(熱田神事)

南門の一の鳥居

端午の走り馬(馬追祭)の様子だそうです。

名古屋には多分100回以上(※1)出張で行っているのですが、熱田神宮は全く訪れたことがありません。(*1:毎月2回程度の頻度で5年間通った。)

街道は、現在宮の渡し公園となっている場所から、桑名に向け海路を船で進みます。多分当時の伊勢湾の奥のこの辺は、大小多数の川が流れ込む広大な湿地帯で、陸路を確保するのが難しかったと思います。

⏩ ここより先、伊勢国編へ