iPad mini着荷しました
11/02の発売開始日の朝、銀座のApple Storeでは、やはり長い行列ができていたみたいですね。並ぶのが大嫌いなKanatecは、Webでの予約開始の直後に16GBの白を発注していたので、発売開始日の昼前にクロネコさんが自宅まで届けてくれました。楽チン、楽チン・・・
■液晶保護フィルム貼付け&ケース装着、スリーブケース購入
まずは傷や汚れが付く前に、フィルムとケースを付けておきましょう。
液晶保護フィルム
フィルムは、「iBUFFALO iPad mini 【なめらかな指すべり】 気泡ができにくい反射防止フィルム スムースタッチタイプ BSIPD712FT」。長い名前です。
「気泡が出来にくい」というのは、フィルム自体にある程度厚さと固さがあり、張った後に気泡を押し出しやすいって感じです。反射防止効果も指の滑りやすさも問題なしです。無事貼付け終了したと思ったら、繊維状のホコリをフィルムの内側に閉じ込めてしまったようです。「そのうちに慣れる」と自分に言い聞かせましたが、見れば見るほど気になってきます。もちろん我慢できなくなり、翌日には修正しました。フィルム貼りのコツは・・・
- 作業場所の周りを掃除してホコリを取り除く、照明等で十分な明るさを確保する
- 液晶表面のホコリや汚れはきれいに取り除く、手もきれいに洗う
- きちんと位置合わせをする、特に端の部分はケースと干渉するとフィルムが浮いてしまうので、十分注意する
- 剥離シートの剥がす順番を間違わず、ズレないよう、気泡が入らないよう丁寧に貼付ける
- 小さな気泡は、ウエスや専用のヘラを使い、フィルムに傷を付けないよう丁寧に押し出す
- もしホコリが入ってしまったら、部分的にフィルムを剥がし、セロテープでペタペタしてホコリを取り除く
ポイントはホコリ対策と丁寧な位置合わせでしょう。最近のフィルムは、気泡は簡単に取り除けるので、それほど気にしなくても大丈夫のようです。
ケース
「余計な穴」が一つあいている安いケースを購入し、暫くはこれで様子を見ることにしました。
「i-Beans【全8色】イエローグリーン TPU case for iPad mini」という800円位の安いケースですが、「余計な穴」意外は寸法も色も手触りも結構いい感じです。シリコン製だと柔らかすぎて、iPad mini位の大きさになると、持ったときにズレそうな感じもしますが、TPU製はハードタイプとシリコンタイプの中間位の固さで、結構いい感じです。
【11/10追記】
弱アルカリのスーパーイオンクリーナーでお掃除したら、微妙に色が落ちて、ウェスに移っていました。iPad mini本体には色は移ってないので、クリーナーとの相性のようです。TPU素材って、色落ち/色移りがある素材みたいですね。気をつけましょう。
スリーブケース
将来ブック型のケースを購入したいので、スリーブケースはSeriaの105円(税込み)で十分です。A5サイズだと少々大きいのですが、贅沢は言いません。
Seriaはダイソーと比べ品数は少ないのですが、結構良いものや便利なものが多いですね。このケースもスポンジ生地の安っぽいクッションケースではなく、ネオプレイン風のしっかりした生地で出来ています。色もケースに合わせてライムグリーン。またチャックの片方の角が丸く開くようになっており、物の出し入れが楽です。
■セットアップ作業
うっかり将軍様のiPadのバックアップデータから復元してしまいました。ネイルデザインやブランド品の写真やブックマークが多数・・・さあ大変、これでは将軍様への献上品になってしまいます。将軍様がお昼寝しているうちに、手動で不要な画像、ブックマーク、アプリ等を削除し、Kanatecバージョンに再セットアップしました。
ここで問題が・・・
iTuneでWiFi同期させ、アプリやコンテンツのセットアップをするのですが、頻繁にiTuneが落ちてしまいます。今までこんなことは一度もありませんでした。今までと違う状況としては;
- 新たにiPad miniをiTuneに登録し、WiFi同期のため接続した
- 現状iTuneには、iPad miniとiPod touchの2台が登録され、WiFi同期のため接続されている
- 直前にiPad miniもiPod touchも、iOS6.0.1に更新している
USBで接続すると落ちないような感じです。Appleの場合、暫くするとソフトウェア更新で知らないうちに直っていることもあります。今月中にiTuneがバージョンアップするようなので、暫く様子を見ましょう。
iPad用アプリって、思ったほど多くないんですね
今までiPod touchで豊富なiPhone用アプリを 利用していたので気が付かなかったのですが、iPadの画面サイズに最適化されたアプリって、iPhone用アプリと比較して、あまり多くないみたいですね。iPhone専用のアプリもiPad上で動作しますが、標準では画面の中央に小さなウィンドウが出るだけで、その周辺が余ってしまいます。2倍サイズで拡大表示すると、文字や画像が荒れてしまいます。冷静に考えると、iPhoneの小さな画面でWebの細かな文字を読んだり操作するのは大変なので、専用アプリが作られている訳で、iPadの画面サイズなら通常のWebも普通に見れて操作も出来るので、iPhoneほどのニーズが無いんでしょうね。
Softbank WiFi 2年無料利用権が付いてました
そういえば、2年ほど前に購入し将軍様に没収された初代iPadにも、Softbank WiFiの2年無料利用権が付いていました。Apple Storeの店頭や通販でiPadを購入した場合は、Softbankへ利用登録が出来るまで5日間くらい掛かるようです。Kanatecの場合は、Appleの発送日から3日後に登録できました。ともちんemobile LTEがあるのでそれほど利用頻度は高くないと思いますが、将軍様にともちんを貸した際などには活用したいと思います。
We’ve got a little more to show you
” a little more “と言いながら、結構多数の新製品の発表がありましたね。10/23に行われたAppleの製品発表のインプレッションです。
■ MacBook Pro 13 inch
15インチに続いて、Retinaディスプレィ化され、正常進化しました。一番安いモデルでも、¥144,800なので、Kanatecの経済力ではスコープ外です。
■ iMac
これが一番の想定外の発表でした。 エッジ部分の薄さは衝撃的ですね。・・・で問題ですが、このモデルには光学ドライブがついてないんですよね?・・・ていうか、この厚みでは光学ドライブを付けようがないですね。必要な場合は、USBの外付け光学ドライブを付ければ済む話ですが、デスクトップPCから光学ドライブを無くしてしまうとは、かなり大胆なモデルチェンジです。Bru-rayドライブがいつ付くんだろうなんて考えていたら、全く逆の方向へ進化したようです。現在Kanatecが使用しているiMacは2009年初期型なので、まだまだ買い替えは先ですが、次に購入するならこのスタイルになりそうです。古い外付け光学ドライブを捨てないで保管しておきましょう。
■ Mac mini
そういえば、Mac miniも以前のモデルから既に光学ドライブが無くなってました。こちらは正常進化のようです。
■ さらに新しいiPad
今年の3月にモデルチェンジしてから、わずか7ヶ月あまりで再びモデルチェンジです。最近「最近まで一番新しかった」iPodを購入してしまった方は、かなり悔しい思いをされているのでしょうか?このモデルチェンジに対していくつか疑問があります。Q1: このモデルのことをなんて呼ぶのでしょうか?AppleのWebサイトではRetinaディスプレィモデルと表示していますが、1世代前の「新しいiPad」にもRetinaディスプレィが搭載されていました。
- Macのように「Late 2012」と呼ぶのでしょうか?
- 「更に新しいiPad」だと、近い将来のモデルチェンジの際に確実に破綻します。
Q2: なぜ今の段階でモデルチェンジしたのでしょうか?
- iOS端末をすべてLightningコネクタに統一し、サードパーティーを含めたLightningコネクタ対応の周辺機器の発売を促したい?
- iPhone5とプロセッサを最新のA6Xに揃えることで、プロセッサの価格を下げたい?
- Spec的に更に向上させ、Androidのタブレットとの競争力を保ちたい?
Q3: なぜ、ラインナップに「iPod2」を残し、1世代前の「新しいiPad」を更新したのでしょうか?
- ビジネスや教育機関向けには価格の高いRetinaディスプレィモデルは不要であり、安価な普及版をラインナップに残しておきたい?
- 一般消費者向けにも、Androidタブレットの価格帯に対応できるものを残しておきたい?
まあ、購入予定は無いので、疑問はこの位にしておきます。
■ iPad mini
【仕様と価格】
Kanatec通信の先月号で、予想というか希望したiPad miniの仕様と、実際に発表された仕様を比較してみましょう。
希望する仕様 | 実際の仕様 | |
---|---|---|
画面サイズ | 7インチ、1,024 × 768ピクセル (iPad2ベースで液晶を小型化) | ◯ 予想通り |
メモリ | 最低でも容量16MB以上 | ◯ 16/32/64GBの3モデル構成 |
CPU | デュアルコア A5以上 (iPad2ベース) | ◯ iPad2、iPod touch(5G)と同じA5 |
無線 | Wi-Fi、Bluetooth (SIMロックされた3Gは不要) | ◯ 3G/LTEモデルはauからも発売予定 |
GPS、磁力計 | 搭載を強く希望 | △ 従来通りGPSは3G/LTEモデルのみに搭載、WiFi版にもGPSを付けてほしかった・・・残念 |
カメラ | SHOTNOTEを使いたいので、3Mピクセル以上の背面カメラを希望 | ◯ iPod touch同様5Mピクセルの背面カメラを搭載 |
SD等のメモリカード | 対応するはずないですね | × メモリ容量が必要な人は高いモデルを買えばいいようです |
価格 | ¥19,800 ($250) | × 最安価の16GB WiFi版で¥28.800 |
価格については微かな望みは全くかなわず、普通の値段になってなってしまいました。iPod touch(32GB)の最安価モデルが¥24,800、一つ上位の9インチのiPad2(16G)が¥34,800なので、その真ん中くらいで、冷静に考えると妥当な値段でしょう。でもちょっと残念。端末を激安で販売し、その後のStore通販や電子書籍販売で稼げるAmazon Kindleや、広告収入が確立しているGoogle Nexus7と、端末販売で収益を上げているAppleをそのまま比較するのは難しかったようです。いずれにせよ、iPadは本体サイズが少々大きい、iPod touchでは細かい文字のWebサイトが読みにくいKanatecにとっては、価格以外はほぼ希望通りと考えています。
【予約】
メモリ容量が最後まで気になりましたが、ビデオコンテンツを多数入れっぱなしにせず、アプリだけなら十分足りると判断し、最安値の16GBに決定しました。音楽を聴くならiPod touchの方が専用機なので音質もいいはずです。(iPhone5よりiPod touchの方が音質が良いとの、ネット上での報告もあり)色はiPod touchのツラの色に合わせて白、もちろんWiFi版です。さて予約開始は26日ですが、日本時間の26日早朝の段階ではまだ予約できません。Windowsやボジョレーと違い、時差の関係で日本が世界で一番最初にスタートする訳ではないようです。ということで、Apple本社のあるアメリカ西海岸と日本とは時差が16時間(=日本の方が早い)あるので、日本時間の16時が予約開始でしょう。先日iPhone5を予約した人の情報でも「夕方に予約できた」とのことなので間違いなさそうです。念のため昼過ぎにiOSアプリのAppe Storeを覗いてみたところ、新製品登場前恒例の「準備中」でサイトクローズ状態でした。16時になりiOSアプリのAppe Storeが再会し、iPad miniの予約開始となりましたが、なぜかカートに商品が入りません。明らかに予約は開始されているようですが、何かシステム側か当方の端末操作に問題があるようです。仕方なくiPod touchの小さい画面で、AppleのPC向けStoreサイトにアクセスし、無事16GB/白/WiFiの予約を完了しました。早い時間に予約できたため、「お届け予定日 11月2日」となってます。ネット等の情報では、当日の夕方に会社帰りにAppleストアや量販店で予約したり、帰宅後PCからネット予約した人が多かったらしく、その日のうちにほとんどのモデルは「納期2週間」になっていました。(28日朝現在、64GB/黒のみ11/02お届けになってます)
【課題】
課題1:ケースはどうしましょうか?
iPod touch同様、ケースがまだ手に入っていません。Amazonを含めネット上では色々販売開始されていますが、どうも不確定なリーク情報に基づき作られたケースが多く、背面カメラの横の本体上部の中央に不要な穴が開いています。メーカーによっては、「空気抜きの穴」との苦しい説明をしているところもありますが、多分次のロットから空気抜きの穴はなくなることでしょう。これは、iPod miniの発売前のリーク情報で、マイクが付くとされた場所のようですが、実際に発表されたiPoad miniのマイクの位置は別な場所のため、逆に正しいマイクの場所が塞がれている可能性が高いです。またAppleの正確な情報に基づいてないとなると、サイズも合わない恐れもあります。とりあえずきちんとしたケースが出揃うまで、待った方が得策のようです。
課題2:将軍様対策
最大の問題です。お腹を空かせたツキノワグマ同様、狙った獲物は絶対に逃しません。ジャイアン同様、「貸して」と言われて渡したら、初代iPad同様、不要になるまで絶対に戻ってくることはありません。とりあえずの対策としては;
- 買ったことを教えない、見せない。
- 家で保管するときはビジネスバックの中に仕舞い、バッグに鍵をかけておく。
- 大嫌いなは虫類や両生類の写真入りのリアルなカバーケースに入れて、触れないようにする。
さて、いつまでこの作戦が通用するでしょうか?