臨時ニュース:トカラ列島の群発地震

最近地震が多く感じますが、実際はどうなんでしょう?

今回はトカラ列島での群発地震に着目してみました。ちなみに、トカラ列島付近まで距離1000kmほど離れてますが、フィリピン海プレートの西端あたりがトカラ列島、相模湾は東端なので、全く小田原と関係がないとは言えないかもしれません。

ご近所にも伊豆大島近海とか伊豆半島東方沖とか、似たようなメカニズムで群発地震のよく起きる場所がありますので、決して他人事ではないです。

断崖絶壁に囲まれた悪石島

悪石島の形を見た感じ、2つ以上の火山が集まってできた島で、特に手前側の山は左手方向に山体崩壊したような感じがします。右方向にも崩れている?(素人の感想なので、間違ってたらすみません)

もしそうだとすると、島の地盤は全体的に脆いため、大きな地震が続くと急峻な斜面が崩れる危険性が高く、道路やその他インプラ施設が被害を受けそうです。

■日ごとの地震発生回数の推移

日本気象協会のWeb掲載データよりグラフ化

このエリアはもともと地震も多く、多くの火山も存在するエリアです。12/8に収まりかけたと思った途端、翌日の12/9に最大規模M6.1地震が発生しました。

震源に近い悪石島では、避難手段が船しかないので、島の外に事前避難される方もいるとのこと。気象庁の説明には特に火山活動に関するものはなく、海底火山噴火の心配はないようです。

■更新終了

トカラ列島の方は収束っぽい感じですが、ご近所の伊豆大島近海の方がなんとなく不安になってきました。これをもちましてトカラ列島の群発地震のモニタリングは一旦終了します。

12月いっぱいは、上記グラフのみ不定期更新しておきます。(2022.01.01 グラフの更新も終了しました)